カスタムウェットスーツ「BODY iD」の革新技術
近年、マリンスポーツの楽しみ方は多様化し、それに伴い使用するウェットスーツの選び方にも変革が求められています。特に、フィット感や機能性が重視されるようになった中、画期的なオーダーシステム「BODY iD」が注目を集めています。このシステムは、プロサーファーの岩見天獅氏の後押しもあって、多くのサーフィン愛好家に広まりつつあります。
スムーズな採寸プロセス
一般的に、自分専用のウェットスーツをオーダーする際には、身長や体重はもちろん、首や手首、足首周りなど、体の約30カ所を詳細に測定する必要があります。この伝統的な採寸作業は非常に時間がかかり、ストレスを感じることも少なくありません。特に女性は、バストサイズまで測る必要があり、自分の体を他人に測ってもらうことに抵抗を感じることも多いのが実情です。
「BODY iD」では、最新の3Dテクノロジーを駆使し、全自動でスキャンを行います。これにより、従来の20分以上かかっていた採寸作業が、わずか約10秒で完了してしまうのです。このスピーディーなプロセスは、ユーザーにとって大きな魅力となっています。
独自のパターン作成技術
BODY iDの特筆すべきポイントは、3Dスキャンに基づいた人体データを用い、特許を取得したパターン展開プログラムを活用している点です。これにより、以前の製造方法では不可能だった具体的なパターンデータを可視化し、身体にぴったり合ったフィット感を実現しています。
このシステムは、動体裁断理論を応用しており、身体の動きに合わせた高性能なウェットスーツを提供します。つまり、単に生地の伸縮性を考えるだけでなく、動きやすさや耐久性にも優れた製品を生み出すことができるのです。
オーダーメイドの多様性
さらに、BODY iDの技術はウェットスーツだけに留まりません。このアプローチはアンダーウェアやスイムウェア、フィットネスウェアのオーダーメイドにも応用することが可能で、今後さらなる展開が期待されています。
提供場所と開始時期
この革新的なカスタムウェットスーツ「BODY iD」は、2022年3月からの提供を予定しています。具体的な取扱店舗には、HURLEY STORE TOKYOやムラサキスポーツ鵠沼店、オッシュマンズ原宿店などが含まれる予定です。
まとめ
カスタムウェットスーツのオーダーシステム「BODY iD」は、最新の技術を駆使した新しい選択肢として、ウェットスーツの在り方を変えつつあります。これからのマリンスポーツシーンにおいて、ますます注目されることでしょう。実際に体験してみることで、その魅力を感じることができるかもしれません。
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