フランクリン・コヴィー・ジャパンが開催する人材育成セミナーの魅力
2025年6月9日、東京国際フォーラムで経営層、組織開発、人材育成責任者を対象にしたセミナーが開催されました。このイベントは、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社によって主催され、企業の人材育成や組織開発に特化した内容が盛り込まれています。イベントは「時代の変化に新しい価値を生む~人と組織の可能性を引き出す『人間力』の再定義」というテーマで、Forbes JAPANとのコラボレーションによって実施されました。
基調講演とトークセッション
セミナーは、第1部で基調講演が行われ、第2部でトークセッションに進みました。基調講演では、フランクリン・コヴィー・ジャパンのコンサルタントである佐藤氏が「7つの習慣」に基づく持続可能なリーダーシップと人材の育成の重要性について講演しました。特に、企業における「ハイパフォーマー」の育成が競争力の鍵であると強調し、具体的な育成アプローチについて説明しました。
佐藤氏は、行動変容のプロセスにも触れ、持続可能な変化は外部からの押し付けではなく、自分の内面から起こるものであるべきだと述べました。重要なポイントは、組織における心の成熟、成熟した相互依存とシナジーの重要性です。このようにして、人材が新たな価値を生み出すためには、理論だけでなく実践の中で習慣として根付かせることが必要だと示唆しました。
組織に必要な人材とは
第2部のトークセッションでは、テクノロジーの進化やグローバル化に伴い、組織に求められる人材や文化について意見が交わされました。企業が今後必要とする人材を考える上で、人的資本経営やメタ認知といったキーワードが使われ、幅広い視点からの議論が展開されました。このセッションには、株式会社ZENKIGENの野澤氏やピープルファクターコンサルティングの高橋氏が参加し、具体的なビジョンや考え方が共有されました。特に野澤氏は、AIによって人の“本質的な可能性”を測るのは難しいとし、人間の能力を見極める力が重要であると強調しました。
交流会でのさらなる意見交換
イベント後には、登壇者と来場者が直接意見交換ができる交流会が設けられ、具体的な課題についての共有や、各社の取り組みへの理解を深める場となりました。参加者同士の活発な対話が生まれ、ネットワークの拡充や新たなビジネスの可能性も感じられる貴重な機会となりました。
組織改革のためのツール「All Access Pass」
フランクリン・コヴィー・ジャパンは、企業が直面する「人の持続的な行動変容を支援し、成果を達成すること」を目指しています。そのために「Franklin Covey All Access Pass」という包括的な学習・実践プラットフォームを提供しています。これは、リーダーシップ開発から組織文化の変革まで対応しており、持続可能な変化を生み出すためのコンテンツが揃っています。このようなツールを通じて、多くの企業が新しい価値を見出し、人材育成を進めています。今後も、フランクリン・コヴィー・ジャパンによる活動に注目が集まることでしょう。
参加を希望する方へ
セミナーのアーカイブ動画は、以下のリンクから視聴可能です。興味のある方はぜひご確認ください。
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