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地域課題解決に向けた新たな連携：QUINTBRIDGEと瀬戸内スタートアップセレクション

西日本電信電話株式会社が運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」と、広島、岡山、山口など瀬戸内エリアのスタートアップ支援に力を入れる「瀬戸内スタートアップセレクション」が、連携パートナーシップを締結しました。この連携により、両者は地域課題の解決や未来社会の創造に向けた取り組みを加速させます。

QUINTBRIDGEは、大阪京橋に拠点を置くオープンイノベーション施設で、企業、スタートアップ、自治体、大学などを巻き込み、多様なプログラムやネットワークを提供することで、イノベーション創出を支援しています。一方、瀬戸内スタートアップセレクションは、RCCラジオとRSKラジオで放送されている番組連動プロジェクトとして、瀬戸内エリアのスタートアップ企業の支援を行っています。ラジオ番組に加え、サミットや交流会などのイベントも開催し、積極的な支援体制を構築しています。

今回の連携では、以下の3つの柱を中心に協働を進めていきます。

1. 業界・地域課題の解決と未来社会の創造に向けた開発・社会実装連携: それぞれの強みを活かし、地域社会が抱える課題の解決策を共同で開発し、社会実装を目指します。
2. 事業共創を加速するためのイベント共催・告知連携: 互いのネットワークを活用し、イベントやセミナーなどを共同開催することで、スタートアップ企業同士や関係者間の連携を強化します。
3. 社会課題解決や事業共創に必要な技術・ノウハウを持つ企業・大学・自治体などのマッチング連携: 最適なパートナーを見つけるためのマッチング支援を行い、より効果的な連携を実現します。

この連携によって、瀬戸内エリアのスタートアップ企業は、QUINTBRIDGEが提供する豊富なリソースやノウハウを活用できるようになり、事業の成長が加速すると期待されます。また、QUINTBRIDGEにとっても、瀬戸内エリアという新たな市場への展開、地域課題への貢献という新たな可能性が開かれます。

西日本電信電話株式会社イノベーション戦略室の及部一堯氏は、今回の連携について、「QUINTBRIDGEでは、様々な企業・スタートアップ・自治体・大学などと共に、『業界・地域課題の解決』と『未来社会の創造』を目指してきました。交通都市型まちづくり研究所との連携によって、新たな社会課題・地域課題の発掘、解決策の立案、パートナーとのマッチング、社会実装などを加速化し、より多くの方の豊かな人生の実現に貢献できるよう努めてまいります。」とコメントしています。

瀬戸内スタートアップセレクションは、RCCラジオ、RSKラジオ、radiko、YouTubeを通して情報発信を行い、地域活性化に貢献しています。行政機関や企業との連携も積極的に行っており、幅広いネットワークを有しています。QUINTBRIDGEとの連携によって、その活動はさらに拡大し、瀬戸内エリアの活性化に大きな影響を与えることが期待されます。

複雑化・多様化する社会課題に対し、従来の枠にとらわれない発想とアプローチが求められる今、この連携は、地域社会の持続可能な発展に大きく貢献するでしょう。両者の今後の取り組みから目が離せません。

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