オクトパスエナジーが電動車向けプランを全国展開
日本での脱炭素社会が進む中、オクトパスエナジーは電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド(PHEV)用の新しい電気料金プラン『EVオクトパス』を発表しました。このプランは、沖縄県を除く全国での充電サービスを開始し、料金も見直されました。
政府の再生可能エネルギーへの取り組み
日本国内で再生可能エネルギーの主力電源化が目指されている現状を受け、政府は2040年度までに再生可能エネルギーの比率を「4〜5割程度」とする方針を掲げています。その中で、再生可能エネルギーや電気自動車は高い関心を集めています。
『EVオクトパス』の特徴
『EVオクトパス』は、深夜の充電をお得に利用できる仕組みを持ち、今回の変更により料金適用時間が拡大しました。もともと深夜2:00~4:00の間に適用されていた安価な料金が、深夜1:00~5:00に拡大。さらに、新たに昼間の11:00~13:00においても、より安い料金が適用されることになりました。これにより、利用者は自分のライフスタイルに合わせた柔軟な充電時間を選べるようになります。
昼間の充電を推奨
特に昼間の2時間(11:00~13:00)は、1日の中で最も安価な電力単価が設定されており、自動車の充電に最適です。この時間帯に充電を行えば、発電量の多い太陽光エネルギーを活用し、電力の需給バランスを改善することが可能です。これによって、再生可能エネルギーの推進にも寄与します。
キャンペーン情報
新プラン発表に合わせて、オクトパスエナジーでは「LOVE & POWER アクション」と題したキャンペーンも開始しました。このキャンペーンでは、国産EVや電動自転車が当たるチャンスがあります。応募は、公式ウェブサイトやSNSを通じて行われ、2025年3月31日まで参加可能です。
オクトパスエナジーについて
オクトパスエナジーは、英国を本社に持ち、テクノロジーを駆使してグリーンエネルギーを低価格で提供しています。2016年から事業を展開し、すでに800万世帯以上に再生可能エネルギーを供給。日本でも2021年に東京ガスと共同で「TGオクトパスエナジー」を設立し、サービスを開始しました。現状では、英国、ドイツ、ニュージーランド、米国、スペイン、イタリア、フランスの8か国で電力小売事業を行っています。
公式サイトやブログでは、最新の情報やサービス内容が随時更新されているため、関心のある方はぜひ訪れてみてください。