関西発!こども病院に寄り添うファシリティドッグ育成プロジェクト始動!
公益財団法人日本補助犬協会は、新たな育成プロジェクト「プロジェクト・ジュリエット」をスタートさせます。このプロジェクトは、病院などの施設で活躍する「ファシリティドッグ」を育成し、関西のこども病院に派遣することを目的としています。
これまで、日本のこども病院におけるファシリティドッグは、民間団体が育成した数頭のみで、首都圏を中心に活躍していました。関西には育成拠点がなく、認知度も低いのが現状です。
そこで、日本補助犬協会は、大阪府泉佐野市にある社会医療法人栄公会と協働し、ファシリティドッグの育成に乗り出しました。プロジェクトの中心となっているのは、自身も難病を患い、介助犬ジュリエットとともに患者の診療・リハビリにあたっている中村薫医師です。
中村医師は、「自分がジュリエットから受け取ったものを、今度は病気や障がいをもつ子どもたちに届けたい」という強い思いから、このプロジェクトを推進しています。
7月17日には、候補犬のお披露目会を開催!
7月17日(水)に、ファシリティドッグ候補犬のお披露目会が開催されます。この日は、介助犬ジュリエットの5歳の誕生日でもあります。
会場は、社会医療法人栄光会佐野記念病院高齢者複合施設ジリタス1Fスタジオ(大阪府泉佐野市中町3-4-5)で、時間は15:00~15:30です。
このお披露目会では、ファシリティドッグ候補犬のティンカと、ジュリエットに会える貴重な機会です。
ファシリティドッグとは?
ファシリティドッグは、専門のトレーニングを受け、病院などの施設で活躍する犬です。入院中の子どもたちの不安を和らげたり、リハビリをサポートしたり、様々な役割を担います。
日本補助犬協会について
公益財団法人日本補助犬協会は、「街角で当たり前にユーザーと補助犬に出会う社会」を目指し、盲導犬、介助犬、聴導犬の3種類の補助犬を育成・認定する活動を行っています。
メディアの皆様へ
ファシリティドッグの認知度向上のため、メディアの皆様にはぜひご取材をお願いいたします。
多くの方々に、ファシリティドッグの存在を知っていただき、病気や障がいをもつ子どもたちの笑顔をサポートする活動に、ぜひご支援をお願いいたします。