NECソリューションイノベータがSDGsの次なる国際アジェンダを発表

NECソリューションイノベータがSWGs宣言を発表

NECソリューションイノベータ株式会社は、2030年が目標期限のSDGsに続く国際的なアジェンダ「SWGs（Sustainable Well-being Goals）」の宣言を、参加企業と共同で発表しました。この発表は、大阪・関西万博での「第7回日経Well-beingシンポジウム」にて行われ、未来志向のウェルビーイングの重要性が強調されました。

SWGs（Sustainable Well-being Goals）とは？

SWGsは、「人」「社会」「地球」の調和を重視し、持続可能な形で正の遺産を次世代に残すことを目指す国際的なビジョンです。この新たな理念は、従来のSDGsの枠組みを超え、未来の社会のあり方を示唆しています。具体的には、各参画企業が連携して新しい価値を創造し、持続可能な発展を推進することが求められます。

SWGs宣言の意義

SWGsの狙いは、単に環境問題や経済問題を解決するだけでなく、人々のウェルビーイングを高め、社会における文化や経済が活力を持ち続けることです。これにより、我々は「負の遺産を残さない」から「正の遺産を創り出す」転換を図ります。この宣言は、大阪・関西万博のテーマウィーク「SDGs+Beyondいのち輝く未来社会」に沿って展開され、国際的にも注目を集めています。

SWGsによる価値の創出

- 人のウェルビーイング: 現役世代のみならず、将来世代も含めて、主観的・客観的に充実した生き方を追求します。
- 社会のウェルビーイング: 地域固有の文化や経済が尊重され、活気に溢れた平和な社会を実現します。
- 地球のウェルビーイング: 環境保全や自然との共生を基盤に、持続可能な社会を目指します。

参加企業と賛同者

このSWGs宣言には、アサヒ飲料、味の素、住友生命、豊田合成、日清食品など、名だたる企業が賛同しています。これらの企業は、未来世代の幸福を考えたビジョンを持ち、次世代への責任を果たすために協力しています。また、東京大学の鈴木寛教授や慶應義塾大学の蟹江憲史教授など、有識者もコメントを寄せており、この宣言が未来の地球文明に与える影響を高く評価しています。

日本版Well-being Initiativeについて

この宣言は、日本版Well-being Initiativeの一環として進められており、これは株式会社日本経済新聞社と株式会社電通が主催する企業コンソーシアムです。このイニシアチブの目的は、ウェルビーイングの新指標を開発し、社会の豊かさを測定・発信していくことにあります。今後、SWGs宣言が国内外で広がりを見せることが期待されています。