横浜市交通局が開始する完全キャッシュレスバス運行
横浜市交通局は、国土交通省の実証運行に参加し、完全キャッシュレスバスの運行を始めることを発表しました。これにより、11月6日からはベイサイドブルーと109系統特急にて現金が使用できなくなります。利用可能な支払い方法としては、交通系ICカード、クレジットカード、さらにはニ次元コード決済が導入され、現代的でスムーズな移動を実現します。
実証運行の概要
新たに導入される運行方式は、利用者にとって非常に便利です。利用できる決済手段は多様で、特に交通系ICやクレジットカード、各種のタッチ決済が可能となるほか、敬老特別乗車証や福祉特別乗車券をお持ちの方も安心して利用できます。これにより、快適でストレスのない乗車体験が期待されており、現金を持ち歩く必要もなくなります。
大人220円、小児110円(障害者割引: 大人110円、小児55円)。
なお、ベイサイドブルーに関しては、モバイルクリエイト株式会社と株式会社ネットスターズの協力により、二次元コード決済の実証実験も行われます。これは、乗車時における二次元コード決済の利用可能性を探るもので、実施期間は令和7年3月31日までです。
二次元コード決済の実証実験
この実証実験では、ベイサイドブルーご利用時に、敬老特別乗車証の読み取り端末を利用して二次元コードによる運賃の支払いが行えるようになります。利便性が高く、スマートフォンを活用した現代的な決済手段が乗客の新たな選択肢となります。
乗務員に二次元コード決済を利用する旨を知らせ、スマートフォンに表示された二次元コードを読み取らせるだけで簡単に運賃を支払うことができます。この手法は、大人運賃、小児運賃、及びそれぞれの障害者等割引に対応しています。
国内ブランドではPayPay、楽天ペイ、d払い、auPAY、メルペイなどが利用可能。また、WeChat PayやAlipay+といった海外ブランドも対応しています。
終わりに
新たな形の交通システムが導入されることで、横浜市のバス利用がこれまで以上に便利になりそうです。この取り組みを通じて、地域交通の持続可能性や効率性が向上し、利用者全体にメリットをもたらすことが期待されます。
詳細なお問い合わせは横浜市交通局自動車本部営業課長、鈴木秀利さんまで。
電話番号: 045-671-3141