十和田市の観光力
2021-05-31 16:48:19

十和田奥入瀬観光機構、外部専門人材の登用で観光地づくりが加速

十和田奥入瀬観光機構、外部専門人材を登用



青森県十和田市に位置する一般社団法人十和田奥入瀬観光機構は、観光庁の「世界に誇る観光地を形成するためのDMO体制整備事業」において、外部専門人材の登用を発表しました。この取り組みは、観光地域づくり法人(DMO)の強化を目的とし、島田昭彦氏、オダギリサトシ氏、中川智博氏の3名が新たに参画します。

期待される外部専門人材の役割



本事業では、観光庁が補助金を支給し、インバウンド旅行者が求める「世界水準のDMO」を形成します。これにより、全国各地に魅力ある観光地域が創出され、競争力の向上が期待されています。新たに参画する外部専門人材のそれぞれの役割も注目されています。

島田昭彦氏の力強いプロデュース



島田氏は、地域活性化の仕掛け人として知られ、京都市動物園やサントリーの「伊右衛門サロン」など多くのプロジェクトを手掛けてきました。今後は、外国人旅行者が安心して訪れるための受入環境を整備し、観光地再生に向けたシンポジウムへの参加や遊休施設を活用した企画提案に取り組むことになります。

オダギリサトシ氏による旅の新しい形



オダギリ氏は、これまで大阪を拠点に数多くのインバウンド向けツアーを手掛けてきました。十和田八幡平国立公園エリアでの新しいアドベンチャーツーリズムや教育旅行など、外国人旅行者に魅力的な旅行商品を開発し、観光地の回遊性を高めることに貢献します。

中川智博氏とデジタル戦略



中川氏は、観光庁の専門家派遣事業にも登録されており、デジタルマーケティングの専門家としての知見を生かし、十和田奥入瀬観光機構のウェブサイト「Towada Travel」を通じて、外国向けの戦略的な情報発信やプロモーションを推進します。これにより、訪日外国人の誘客プロモーションやECサイトの構築にも取り組んでいきます。

観光地づくりの未来



十和田奥入瀬観光機構は、これらの専門人材の導入を通じて観光の質やブランド力を向上させ、ニューノーマル時代における観光地域づくりを一層推進する方針です。観光庁の支援を受けて、今後どのように地域の魅力が引き出され、発信されていくのか、注目が集まっています。これらの取り組みが成功し、十和田市が新たな観光拠点として国内外からの注目を浴びることを期待しています。

会社情報

会社名
一般社団法人十和田奥入瀬観光機構
住所
青森県十和田市稲生町15-3
電話番号
0176-24-3006

関連リンク

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