下水道による新しい水環境管理の実現に向けて
国土交通省は、下水道に関連する水環境施策の大きな転換期を迎えていると認識しています。これは、豊かな海や清浄な水環境に対する新たなニーズが高まっていること、そして人口減少や脱炭素社会への取り組みが進行中であることに起因しています。この状況を受けて、下水道を通じた効果的な水環境管理の方策を幅広く検討するため、第3回「戦略的な水環境管理のあり方検討会」を開催します。
検討会の概要
- - 日時: 2023年9月18日(水)13:30〜15:30
- - 場所: 東京都新宿区水道町3番1号 水道町ビル 日本下水道新技術機構 8階 中会議室
- - 参加対象: 専門家や関係者が一堂に会し、課題に対して意見を交わします。
議題と目的
この検討会においては、「栄養塩類の能動的運転管理を踏まえた計画放流水質の柔軟な運用」が主な議題となります。これにより、下水道が現在の環境ニーズに適応し、持続 가능な水環境の実現に寄与することが期待されています。
参加方法
会議は対面とオンラインを併用して実施され、報道関係者に対しては会議の冒頭部分のみ傍聴可能です。ただし、傍聴希望者は事前に登録が必要となります。具体的には、9月17日(火)14時までに所定のリンクから登録を行ってください。ウェブによる傍聴には回線の制限があるため、1社につき1回線に限られます。
情報の提供
会議終了後には、議事要旨や関連資料が国土交通省のウェブサイトに掲載される予定ですが、具体的なリンクや詳細も合わせて確認できます。これにより、関心を持つ方々が情報を入手しやすくなることでしょう。
今後の展望
持続可能な開発目標を達成するためには、下水道を通じた水環境管理の強化が欠かせません。今回の検討会での議論が、国全体の水環境施策に新たな方向性をもたらすことを期待します。さらに、参加者の多様な視点から生まれる意見が、具体的な行動につながることを願っています。
私たちの未来のために、しっかりとした水環境を次世代に残すための努力が求められています。
国土交通省では、このような施策を引き続き進めていく所存ですので、引き続きご注目ください。