NTTテクノクロス、ESRIジャパンとパートナー契約締結!GIS事業強化で売上100億円目指す
NTTテクノクロス株式会社(以下「NTTテクノクロス」)は、地理空間情報システム(GIS)プラットフォーム「ArcGIS」を展開するESRIジャパン株式会社(以下「ESRIジャパン」)とビジネスパートナー契約を締結しました。
この契約締結により、NTTテクノクロスはGIS分野を含むG空間関連事業を強化し、2030年度にはGIS関連事業の売上100億円を目指します。
GISとは?
GISとは、位置や空間などの地理的な情報に統計データや管理台帳データなどを関連付け、相関関係や傾向を可視化・分析できる技術です。道路管理や都市計画における現況把握、3D空間分析による設備運用・保全の効率化、環境保護・災害管理など、様々な分野において、管理業務のDX推進や戦略的な意思決定のツールとして活用されています。
NTTテクノクロスがGIS事業を強化する理由
NTTテクノクロスはこれまで、鉄道や建設・メンテナンス等の業界・分野に向け、人・デバイスの位置情報管理やBIM/CIM・3D点群データ活用などのG空間分野において、システム開発や運用を行ってきました。
近年、屋内外の測位技術の高精度化やIoTデバイスや3Dなど多様なリアルタイムデータ活用技術の進化により、G空間技術を活用したデータ可視化・分析ニーズが高まっています。
この市場の拡大を受け、NTTテクノクロスはGIS業界・分野へのさらなる事業拡大を目指し、多彩な機能性と高い拡張性を有する「ArcGIS」を展開するESRIジャパンとのパートナー契約締結に至りました。
今後の展開
NTTテクノクロスは、これまで培ってきたG空間分野のシステム構築・運用の経験やノウハウを活かし、「ArcGIS」を活用したGIS関連事業を展開していきます。具体的には、以下のような取り組みを予定しています。
「ArcGIS」を活用したソリューションの開発・提供
顧客のニーズに合わせたGIS導入・運用支援
GISに関するコンサルティングサービスの提供
GIS関連人材育成
ESRIジャパン株式会社について
ESRIジャパン株式会社は、米国Esri社のGISプラットフォーム「ArcGIS」をはじめとするGIS製品の日本国内における総販売代理店として、製品販売・サービスを展開しています。
本社:東京都千代田区平河町2-7-1 塩崎ビル
設立:2002年4月1日
* 代表者:代表取締役会長兼社長 正木 千陽
まとめ
NTTテクノクロスは、ESRIジャパンとのパートナー契約締結により、GIS事業を強化し、2030年度にはGIS関連事業の売上100億円を目指します。今後、NTTテクノクロスは、G空間技術を活用したデータ可視化・分析ニーズの高まりに対応し、様々な分野において革新的なソリューションを提供していくことが期待されます。
NTTテクノクロスのGIS事業強化は、今後の社会におけるデータ活用にとって大きな意味を持つ
近年、IoTやAI技術の発展により、様々な場所から膨大なデータが収集されるようになり、そのデータの活用方法が注目されています。特に、位置情報データは、様々な分野において重要な役割を果たしており、GIS技術の活用は、社会課題の解決やビジネスの効率化に貢献すると期待されています。
NTTテクノクロスは、これまで培ってきたG空間分野の知見とノウハウを活かし、ESRIジャパンとのパートナーシップを通じて、GIS事業を強化していくことで、社会課題の解決やビジネスの効率化に貢献できるポテンシャルを秘めていると言えるでしょう。
特に注目すべきは、2030年度にGIS関連事業の売上100億円という目標設定です。この目標達成に向けて、NTTテクノクロスは積極的に「ArcGIS」を活用したソリューションの開発・提供や、顧客へのGIS導入・運用支援、GIS関連人材育成に取り組むことが予想されます。
今後の展開として、NTTテクノクロスがどのような革新的なソリューションを生み出し、社会に貢献していくのか、注目していきたいです。
GIS技術がもたらす未来
GIS技術は、社会の様々な課題解決に貢献する可能性を秘めています。例えば、都市計画では、GIS技術を活用することで、人口増加や高齢化に対応した都市の開発や、災害に強い都市づくりを進めることができます。
また、農業分野では、GIS技術を活用することで、農地の最適な利用や、効率的な農作物の栽培が可能になります。環境分野では、GIS技術を活用することで、環境汚染の原因究明や、環境保護のための対策を効果的に行うことができます。
GIS技術は、様々な分野において、社会の課題解決に貢献する可能性を秘めており、今後もその重要性はますます高まっていくでしょう。