「ありがとう」を感じる最期
2026-02-02 11:43:33

自宅で「ありがとう」を感じる終末期の過ごし方に迫る新書

自宅で迎える本当に幸せな最期のとき



在宅緩和ケア医の萬田緑平氏が提供する新たな視点、書籍『自宅で迎える本当に幸せな最期のとき』が2026年1月27日に発売されます。この本では、人生の最後を自宅で迎えたいと願う患者たちの感動的な物語が描かれています。

著者の萬田氏は、大学病院勤務時代から、終末期の患者が直面する医療と人間関係の在り方に深い関心を寄せてきました。病院での延命治療の現状を知り、家族と共に過ごす時間の大切さを理解した彼は、2008年に在宅緩和ケアの道を歩み始めました。彼が立ち上げた診療所「緩和ケア 萬田診療所」では、患者が自宅での最期を選べるよう支援しています。

この新刊は、彼が出会った8人の患者たちを通じて、終末期の生活が持つ意味を探求します。賃貸アパートで生活した男性、最後にバーベキューを楽しんだ学生、これまでの人生の選択を通じて自身の生き方を貫いた人々の声は、共感を呼び覚まします。患者たちの中には、自らの意志で治療をやめ、愛する家族と過ごし、人生最後の瞬間を大切にする姿が描かれています。

特に印象的なのは、患者たちが「生きたい」と心から願っている一方で、「ありがとう」と感謝の気持ちを持って最後の時を迎える姿です。萬田氏はその思いを尊重し、患者たちが自分らしさを保って生きるための道しるべになっています。

この書籍には、「ありがとう」の言葉が織り込まれた感動的なエピソードが盛り込まれています。特に、ある患者が「最後は家族と一緒にいることができて幸せだ」と語った瞬間は、多くの読者の胸を打つでしょう。

また、本書は2013年に出版された『家に帰ろう在宅緩和ケア医が見た 旅立つ命の奇跡』の改題版となっており、長年にわたり受け継がれる在宅医療の重要性が改めて浮き彫りにされています。これまでの医療とは異なるアプローチが、この書籍で展開されています。

巻末には、各章の内容を振り返る「まえがき」や「あとがき」もあり、読者が自身の人生を考えるきっかけとなる内容が盛り込まれています。最後をどのように迎えたいかを考えながら読むことで、誰にとっても意味深い一冊となるでしょう。

著者の經歴や活動内容も詳しく紹介されており、萬田氏がいかにして在宅緩和ケアに取り組んできたのかを知る良い機会ともなっています。これを機に、在宅療養を選ぶ意義や、終末期における選択の自由について多くの人が考えさせられることに期待しています。

この本を通じて、私たち一人ひとりが大切な人の最期を、どう迎えたいか考える機会が訪れることを願ってやみません。自分らしい終末を迎えるためのヒントが詰め込まれた『自宅で迎える本当に幸せな最期のとき』。この感動的な医療ノンフィクションを手に取り、心に残る言葉を感じ取ってください。


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会社情報

会社名
河出書房新社
住所
東京都新宿区東五軒町2-13
電話番号
03-3404-1201

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