重要文化財を舞台にしたリアル体験RPGイベントの魅力とは

重要文化財での異世界体験！『リュミエールの不思議な絵本』

大阪府北区の株式会社アッシュが主催する新たな体験型RPGイベント、『リュミエールの不思議な絵本』が、京都府舞鶴市の重要文化財「舞鶴赤れんがパーク」で開催されることが発表されました。このイベントは、まさに参加者が自ら物語の主人公となる、新たな形のエンターテインメント体験です。

リュミエールの不思議な世界へ

「もし思い出のRPGゲームの世界に入ることができたら？」そんな夢を実現させるこのイベントに参加することで、参加者は異世界の主人公となり、数々のクエストを通じて物語を進めていきます。会場に足を踏み入れると、1990年代のRPGを彷彿とさせる懐かしい雰囲気が漂ってきます。参加者は失われたページを取り戻すための冒険に挑むことになります。

参加の流れ

このイベントは、まず入場時に絵本のカバーを受け取ります。しかし、その絵本には物語の冒頭のページしか存在せず、肝心の物語が失われています。来場者は異世界に転移し、失ったページを取り戻す使命を担います。クエストをクリアするたびに絵本のページが増え、物語が徐々に終わりに近づいていく仕組みです。

イベントでは、入場時に役割（ジョブ）を選び、仲間とパーティーを組みつつ、様々なクエストに取り組みます。ページが増えるごとにストーリーが展開し、最終的には参加者自身が物語のエンディングを見届けることができるのです。

密接な交流が生まれる冒険

参加者はリュミエールの住人たちと交流し、ヒントを集めながらクエストを進めることが求められます。これにより、道路を行く途中で見かける住人たちとの会話が大変重要となります。友人や仲間と共に、彼らの物語を完成させていくことで、より豊かな交流が生まれ、体験も深まります。

更に、このイベントではコスプレも大歓迎。お気に入りのキャラクターに扮して、より没入感を楽しむことができます。一般参加者もゲームのキャラクターになりきることで、より一層の楽しさが生まれます。

物語の背景

このイベントのプロローグは、作家サンティエ・ルクレールによって綴られた「リュミエールの不思議な絵本」です。魔法の街リュミエールには、住人たちが活気を持って暮らす中、そのエネルギーを生む「ルミナスオーブ」があります。しかし、突如現れた黒い影たち「シラナイ」「フアン」「ヒカク」「キョウフ」「イソガシ」により、住人たちの心が徐々に蝕まれ、活気ある会話が失われていきました。この危機を救うためには、勇者が立ち上がることが期待されましたが、残念なことに、その重要なページが消失してしまいました。

今、あなたたちが異世界へと転移し、新しい物語を紡ぐ役割を果たすことになります。ただの戦いではなく、言葉と想いの力で人々の心を繋ぎ、黒い影の存在しない世界を創り上げるのがあなたたちの使命なのです。

イベント詳細

この魅力的なイベントは、2025年5月24日（土）から25日（日）までの2日間、舞鶴赤れんがパークで開催。チケット価格は3,000円（税込）で、参加者にはオリジナル絵本が付属します。事前にチケットを購入し、当日会場にお越しください。参加者の皆さまの冒険が始まるのを心待ちにしています。

イベントの公式サイトはこちら：リュミエールの不思議な絵本公式サイト