新技術発表
2026-06-04 09:47:30

株式会社コンステック、屋根改修の新技術「飛び火対応仕様」を発表

近年、工場や倉庫、共同住宅などの既存建築物において、老朽化が進んだ屋根の改修が重要な課題となっています。特に、改修工事には短工期や省力化、廃材削減、安全性の向上など様々なニーズが求められています。これに応える形で、株式会社コンステックが今年発表した「飛び火対応仕様」は、改修工事の新たなソリューションとなることが期待されています。

この「飛び火対応仕様」は、リムテクト工法に基づいており、樹脂吹付けの手法を用いて既存屋根を活かしながら高い防水性を実現します。施行することで、複雑な形状の屋根や広面積の屋根にも対応可能となり、その柔軟性が特長です。また、その際に材料構成を見直すことで、防火性能も大幅に向上させることができました。

飛び火対応仕様の概要


新たに開発した「飛び火対応仕様」は、建築基準法に基づく構造方法の認定を受けるために設計されたもので、特に防火地域や準防火地域における屋根の試験が行われています。この仕様では、防火層が追加されており、防火性能が求められる建物にとって、延焼を防ぐための信頼性が高まっています。さらに、スレート下地や金属下地の両方で性能評価試験を行い、所定の性能をクリアしました。

また、使用される「C4モルタル」は、従来製品と比較してCO2排出量を約42%も削減することに成功し、環境への配慮も重要視されています。これにより、持続可能な社会環境の実現に向けた貢献も果たしています。

性能確認試験と結果


株式会社コンステックでは、屋根の飛火性能に関する評価試験も実施しており、実際にスレート下地と金属屋根下地の二種類のパターンで試験を行いました。試験結果は以下の基準を満たしており、特に注目すべき点は、火炎が試験体の端部に達する前に自然鎮火したこと、燃焼による貫通孔が観察されなかったことなどです。これにより、改修後の屋根が安全性を保持しつつ、防火性能を確保できることが証明されました。

今後の展望


現在、株式会社コンステックは国土交通省に対し、この「飛び火対応仕様」に関する建築基準法に基づく構造方法の認定を申請している段階です。期待されるのは、この技術が多くの既存の屋根改修プロジェクトに採用され、社会に貢献することでしょう。

コンステックは1969年の創業以来、建築物の調査・診断から補修・補強工事までを一貫して行っており、今後もより質の高い技術を提供し続けることで持続可能な社会の実現に努めています。今後の動向から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社コンステック
住所
大阪府大阪市中央区北浜東4-33北浜ネクスビル27階
電話番号
06-4791-3100

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