ジゴワッツとMHH提携
2025-03-03 14:04:20

ジゴワッツとベトナム法人がEV充電市場でパートナーシップを締結し新たな展開へ

ジゴワッツがベトナムEV充電市場に本格参入



株式会社ジゴワッツ(本社:東京都中央区)は、2025年2月24日にベトナムのMai Hoa Holdings Co.,Ltd(MHH)とEV充電インフラに関する戦略的パートナーシップを締結した。この提携は、ベトナム国内におけるEV充電環境を大幅に向上させ、EVの普及を促進することを目指している。

ベトナムのEV市場の現状



近年、ベトナム政府は2050年までのカーボンニュートラル達成に向け、EVの普及を促進する様々な政策を打ち出している。具体的には、2024年には新車販売の約15%をEVが占め、2035年には累計280万台以上のEV保有を計画している。しかし、充電インフラの整備が十分ではなく、都市部での約15万ポートの充電ポイントはほとんどが経路充電で、基礎充電や目的地充電の不足が課題となっている。

政府はこの問題を解決するために、EV充電ステーション向けの電力料金補助制度を導入するなどの取り組みを進めている。

提携の目的と展望



ジゴワッツとMHHの提携によって、両社はベトナムにおけるEV充電インフラの拡充を推進する。具体的には、ジゴワッツが提供するAC充電器やエネルギーマネジメントシステム(EMS)を用いて、充電環境の効率化と利用の簡便さを追求する。「PIYO CHARGE」と呼ばれる管理システムにより、EVユーザーの利便性向上も図る。

MHHは、ジゴワッツの充電器技術を活用し、商業施設や公共施設、集合住宅における充電ステーションの設置を支援。地元のエネルギー事業者や自治体と連携し、インフラの拡大を目指す。

社会的インパクト



この提携がもたらすメリットとして、EVユーザーの充電利便性の向上が挙げられる。また、充電インフラの市場標準化や効率化が進むことで、ジゴワッツはEV市場のさらなる成長を後押しする。具体的には、ベトナム政府の2035年までに280万台以上のEV普及という目標に貢献し、持続可能な社会の実現に寄与する予定だ。

今後の展望



ジゴワッツとMHHは2025年内にEV充電器の設置を開始し、現地のニーズに合わせた技術の導入にも取り組む。このパートナーシップを通じて、ジゴワッツはベトナム市場に本格参入し、世界的なEV充電インフラのリーディングカンパニーとしての地位を確立していく。

ジゴワッツについて



ジゴワッツは、日本最小のEV充電器「Ella」や「産業用モデル」と呼ばれる認証取得済みのEV充電器を自社開発・販売するメーカーである。EV充電サービス「PIYO CHARGE」も展開しており、EV充電業界の多方面に関与している。これからの発展に期待が集まる。




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会社情報

会社名
株式会社ジゴワッツ
住所
東京都中央区日本橋馬喰町2−3−3
電話番号
03-4582-2015

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