令和7年度 全国学生課題図書 小論文コンクール
日本全国の学生を対象とした小論文コンクールが令和7年度に向けて始まりました。このコンクールでは、冨田勝氏の著書『ゲーム少年の夢』を課題図書として選び、本書のエピソードを自身の体験や価値観と対比させる形で、自らの「夢」や「こだわり」を600字以内で表現することが求められます。応募締切は2025年6月16日で、部門は大学生部門、高校生部門、中学生部門の3つに分かれています。
課題図書:『ゲーム少年の夢 復刻版』
この課題図書は、冨田勝氏が33歳の頃に出版したもので、当時の社会現象となった「インベーダーゲーム」に夢中になった経験がAI研究者を目指すきっかけとなった物語を描いています。1970年代から80年代の青春を背景に、ゲームへの情熱とそれがもたらした影響についてリアルに語られています。この本は、今や復刻版として新たに手に入れることができ、紙書籍版は1,103円、電子書籍版は99円またはKindle Unlimitedで無料で読めます。
各部門の賞と条件
このコンクールでは、各部門ごとに最優秀賞と優秀賞が設けられています。
- 最優秀賞:奨学金50,000円(1名)
- 優秀賞:奨学金5,000円(若干名)
- 最優秀賞:奨学金50,000円(1名)
- 優秀賞:奨学金5,000円(若干名)
- 最優秀賞:奨学金30,000円(1名)
- 優秀賞:奨学金3,000円(若干名)
各部門では、応募者が600字以内に収めた小論文から数名が選ばれます。これは学生にとって大きなチャンスであり、自らの考えをじっくりと深める機会でもあります。
小論文のテーマと問い
応募者は、次の4つの問いの中から1つを選び、それについて自分の考えを述べる形で小論文を作成します。具体的な問いは以下の通りです。
1.
著者がゲームに熱中したエピソードを引き合いに出しながら、現代日本の教育風土と対比させて自分の考えを述べる。
2.
著者の米国留学エピソードに基づき、「若者の留学離れ」を指摘される現代日本について考える。
3.
復刻版のあとがきに触れ、夢や目標は柔軟に変わってもよいという考えと「夢をあきらめるな」の対比を考察する。
4.
自分自身の将来の夢と一度きりの人生をどう生きるかについて自由に述べる。
この機会を活用して、自分自身の夢やこだわりについて深く考えることができるこの小論文コンクールにぜひ挑戦してみてください!詳細については、公式サイトのリンクをチェックしてください。公式サイト:
コンクール詳細はこちら