第14世代インテル® Core™プロセッサ搭載、アドバンテックの新たな産業用マザーボードとコンピュータ群

アドバンテックの最新技術：第14世代インテル® Core™プロセッサ搭載の産業向け製品群

アドバンテック株式会社は、日本市場において第14世代インテル®Core™プロセッサに対応した新しい産業用ATXマザーボードとシングルボードコンピュータのラインアップを発表しました。これらの新製品は、特に産業オートメーションや多様なアプリケーションにおいて、高い性能と拡張性を実現することを目的としています。

新しい産業用ATXマザーボード

アドバンテックが提供する「AIMB-788E」、「AIMB-788」、「AIMB-708」の各モデルは、産業オートメーションや自動光学検査（AOI）などの分野で幅広く利用されることを想定しています。

AIMB-788E

このモデルは、第14世代インテル®Core™プロセッサに基づく強力なドライブを提供し、4つのDIMMソケットが設けられており、最大192GBのDDR5メモリをサポートします。ディスプレイ端子には、VGA、HDMI、DPを備えており、複数の通信ポートも利用可能です。特に、PCIeスロットが多く用意されている点が特徴で、様々な拡張カードを取り付けられる柔軟性があります。

AIMB-788とAIMB-708

これらのモデルも同様に、さまざまな拡張スロットやメモリオプションを持ち、多様な場面で使用できます。特にAIMB-708は、コンパクトな設計ながら最新技術に対応し、レガシーシステムの拡張にも優れています。

シングルボードコンピュータのPCEシリーズ

「PCE-5133」と「PCE-5033」は、シングルボードコンピュータとしての機能を持ち、多様なアプリケーションに活用できます。これらは、PCIeスロットの選択肢と高い拡張性を特徴としており、最大64GBのDDR5メモリに対応しています。特に、2つのGbE LANポートと多様なUSB接続ができる点が、業務用システムにおける魅力です。

モジュラー型IPCとコンパクトIPC

新たに発表された「MIC-770 V3」は、モジュール式のファンレスデザインとすることで、熱管理と静音性の両立を実現しています。AI画像検査や厳しい環境下での利用を考慮した設計であり、これにより利用者は安心して使用できます。同様に「IPC-320」も、コンパクトでありながら高性能を維持しており、静音ファンを備え、さまざまな業務ニーズに応じられる設計です。

第14世代インテル® Core™プロセッサの特長

新しいインテル® Core™プロセッサは、最大8個のパフォーマンスコアと16個のエフィシェントコアを持つパフォーマンス・ハイブリッドアーキテクチャを採用しています。このアーキテクチャは、マルチタスクやバックグラウンド処理の能力を強化し、従来のシステムに比べて処理能力が大幅に向上しています。また、最大192GBのメモリ容量と、PCIe 5.0/4.0へのアップグレードによる拡張性の向上は、特に多様なアプリケーションにとって大きな恩恵となるでしょう。