高島株式会社が法務OS「GVA」を導入
GVA TECH株式会社が開発した全社を支える法務OS「GVA」が、高島株式会社に導入されました。本件は、法務制作を効率化するための大きな一歩です。高島株式会社は多岐にわたる建設資材を扱う専門商社で、その法務部門は契約書のレビューや法律相談、訴訟対応、総会対応など広範な業務を担っています。
導入以前の課題
導入前、高島株式会社の法務部門では、月間約150件の法務案件をメールやチャットで受け付けていました。これに加え、業務管理にはGoogleアプリを活用し、依頼案件はスプレッドシートを通じて手動で管理していたため、非効率的な状況が続いていました。情報が分散しているため、必要なナレッジの蓄積にも問題があったのです。法務業務の重要性を考えれば、こうした状況は大きな課題といえます。
GVA導入の決め手
GVAの導入に際して、高島株式会社が評価したのはその柔軟なカスタマイズ性です。また、契約書や案件管理の一元化ができることも大きな魅力でした。導入後、案件管理や契約書のバージョン管理が効率化され、従来よりもスマートに作業が進むようになりました。法務部門は探す手間が省けたことで、リソースをより有効に活用できるようになったのです。
特に業務において重要な稟議審査時の法務レビューにおいては、契約書の最終バージョン検索や新旧比較機能が重宝されているとのこと。事業部門の担当者にとっても、記載内容が明確になる点から非常に心強い助けとなっています。
GVAの機能と利点
GVAは、AIを搭載しており、データベース構築やナレッジ管理、リスクの可視化といった法律業務を統合的に支援します。GVAには法務データ基盤「GVA manage」を含む多様なモジュールがあります。
具体的には、以下の4つのモジュールから成り立っています:
1.
AI法務アシスタント
2.
法務データ基盤
3.
AI契約レビュー
4.
契約管理
このように、法務部門の業務を今まで以上にスムーズにし、ビジネス全体の流れを整えることを目的としています。
まとめ
全社を支える法務OS「GVA」は、法務部門の効率化だけでなく、企業全体の業務における法の役割を再構築する可能性を秘めたプロダクトです。GVA TECH株式会社は「法とすべての活動の垣根をなくす」という理念のもと、法務の分野で革新を図っています。今後、高島株式会社のビジネスチャンスが広がることが期待されています。詳細はGVA TECHの公式ウェブサイトでご確認ください。