ランクセス20周年記念
2025-08-19 12:31:17

ランクセス、創立20周年を記念し持続可能な未来を東京で祝う

ランクセスの20周年記念イベント



2025年8月19日、ドイツの特殊化学品メーカー、ランクセス(LANXESS)は東京にて創立20周年を祝う記念イベントを開催しました。ランクセスは2005年に独バイエルグループから独立し、日本市場に進出して以来、特殊化学品業界で独自の地位を築いてきました。

ランクセスの歴史と発展



ランクセスは、ドイツに本社を置く大手特殊化学品メーカーとして、32カ国に事業を展開しています。中間体、添加剤、コンシューマープロテクションの製品に特化し、日本では2004年に法人が設立されました。東京都千代田区丸の内に本社を置き、愛知県豊橋市と神奈川県川崎市にそれぞれの施設を構えています。

特に豊橋事業所では、ゴム添加剤の製造と品質管理が行われており、日本の自動車産業の発展に寄与しています。また、川崎のテクニカルセンターは、物質保護剤の開発や顧客向けにmicrobiological testing servicesを提供する重要な役割を担っています。

日本市場への注力



ランクセスは日本を戦略的な市場と捉えており、今後も顧客のニーズを最優先とする方針を掲げています。「化学を活性化する」というビジョンのもと、持続可能なソリューションの提供を進めています。フーベルト・フィンク氏は「日本市場は我々にとって非常に重要で、持続可能な未来の実現に向けたパートナーとの協力関係を強化していく」と述べています。

特に自動車、エレクトロニクス、農業といった多様な産業にサービスを提供し、e-モビリティやIT分野の進化するニーズにも応える体制を整えています。米津潤一CEOは、「お客様のニーズにマッチした付加価値の高い製品ソリューションを提供し続けます」と強調しています。

環境への取り組み



豊橋での製造プロセスにおいては、環境配慮型の技術を導入し、資源利用の最適化やCO2排出削減に努力しています。さらに、持続可能性への取り組みが評価され、ダウ・ジョーンズ・ベストインクラス・インデックスを始めとする多くの持続可能性指標で高得点を獲得しています。

2040年までにスコープ1及び2、2050年までにはバリューチェーン全体でクライメイトニュートラルを目指す目標を掲げています。この積極的な取り組みが、持続可能な未来の実現に向けた強い信念を示しています。

まとめ



ランクセスは、20周年を迎えるにあたり、今後の成長戦略や持続可能な未来を見据えた取り組みを一層強化していく方針です。東京での記念イベントを通じて、顧客やパートナーとの関係を一層深め、新たなビジョンへの道を切り開く姿勢が伺えました。持続可能性、イノベーション、地域市場への貢献が今後のランクセスの活動においてますます重要になることでしょう。


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会社情報

会社名
ランクセス株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1-6-5丸の内北口ビル23階
電話番号
03-5293-8000

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