地域課題探究発表会
2025-12-01 15:50:04

近畿大学附属福岡高校が地域課題に取り組む新たな発表会を初開催

近畿大学附属福岡高校の挑戦



近畿大学附属福岡高等学校(福岡県飯塚市)は、令和7年(2025年)12月6日(土)に初となる「総合探究成果発表会」を開催します。このイベントは、生徒が1年間を通じて取り組んできた探究学習の成果を発表する場として設けられ、地域課題に対して学びを深める機会となります。

共同開催の意義とコメンテーターの参加



発表会では、株式会社トモノカイ(東京都新宿区)から大学生メンターが参加し、学習支援および探究教育を提供します。また、発表会には飯塚市役所や嘉麻市役所から職員、さらには、飯塚市立菰田小学校の教員がコメンテーターとしてお招きされ、発表後には講評をいただく予定です。このような外部のフィードバックを受けることで、生徒たちは多角的な視点を持ち、さらに深い理解を得ることができると期待されています。

探究活動の内容



高校1年生は「地域探究」をテーマに市町の課題を見つけ、地域社会における様々な視点から分析を行いました。「歴史と産業構造の変遷」や「交通と都市構造」、さらには「地域産業とブランド形成」、「移住と関係人口」など、多様なテーマに分かれての発表です。これに対して、探究学習をサポートした大学生メンターも協力し、生徒たちの考察をさらに豊かにしています。高校2年生は、環境問題や修学旅行の学習内容に基づき、グループ戦で発表を行います。

発表会の流れと学びの深化



発表当日は、同級生や保護者も来場し、自由に各ブースを訪れて展示内容を見学し、質疑を行うことができる環境が整っています。このインタラクションを通じて、生徒たちは自らの考えをさらに磨き、他者の意見を受け入れながら思考を深める力を養っていきます。発表後にはコメンテーター6名による講評が予定されており、これは今後の地域との連携強化へと繋がります。

近畿大学附属福岡高校について



近畿大学附属福岡高等学校は、深い思索力と旺盛な探究心を育成することを目指し、生徒の興味関心を更に深める学習に取り組んでいます。また、学校の教育方針の下、様々な活動を展開しており、今回の発表会もその一環です。特に地域課題への探求は、個々の生徒が主体的に問題意識を持つことに寄与します。

株式会社トモノカイとの連携



株式会社トモノカイは、教育業界へのサポートをおこなう企業で、全国の学校に教育支援を展開しています。特に最近では、中高生の探究学習のサポートや、学習メンターの派遣など、教育の質を向上させるための活動を行っています。このような学外の協力によって、生徒たちはより多彩な観点から学びを深めています。

まとめ



この「総合探究成果発表会」は、近畿大学附属福岡高校の生徒たちが地域課題にどう取り組むかを示す重要なイベントです。生徒たちの成長を促すだけではなく、地域社会との結びつきを強化し、さらなる共同学びを後押しするきっかけともなることでしょう。地域と共に育ち合う全ての人々にとって、意味深い1日となることが期待されます。

会社情報

会社名
学校法人近畿大学
住所
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。