「Odaka」新色登場
2025-11-26 18:19:10

福島南相馬の新進腕時計ブランド「Odaka」シリーズに新色登場!

福島南相馬から誕生した腕時計「Odaka」シリーズ



福島県南相馬市小高区に本社を置く「Fukushima Watch Company」が、人気の「Odaka」シリーズに待望の新色を加える。2025年12月6日(土)に公式に発売予定のモデルは、Salmon Grey、Persimmon Orange、Grape Purpleの3色。これらは、震災後に復興が進む小高区の自然や文化を色彩で表現し、ダイナミックな物語を腕時計に込めたものだ。

福島県南相馬の背景



「Fukushima Watch Company」は、東日本大震災の影響で多くの人々が避難を余儀なくされた地域で立ち上げられた。小高区はかつて職人の技が光る城下町として栄えたが、震災後は約6年間も無人の町となっていた。しかし、現在では人口も回復し、新たな文化や店舗が立ち並び始めている。福島の生活に息づく色を腕時計として表現することで、この地域の再生と希望を伝えようとしている。

Odakaシリーズの特徴



「Odaka」シリーズは、クラシックなスモールセコンドの自動巻き腕時計であり、特に福島の風景を感じることができるデザインが特徴だ。新色のSalmon Greyは、小高の川に遡上する鮭からインスパイアされ、地域の“帰還”の物語を穏やかに伝える。次に、Persimmon Orangeは、地元のかきの木から、共助の精神やコミュニティ文化を象徴する色合いで、秋の恵みを感じられる。最後に、Grape Purpleは、こやぎファームで育まれたぶどうの色を再現し、再生と挑戦の象徴だ。

時計から感じる地域の物語



新色の各モデルには、地域との深い関係が結びついている。

1. Salmon Grey


この色は、小高の川で毎年鮭が産卵する様子を表しており、人々が故郷に「帰る」行為を象徴している。また、静かで力強い流れを時計のデザインに込めている。華美ではなく、控えめな深みを持つ色調は、日常に自然と溶け込む。

2. Persimmon Orange


長年地域に根付いている柿の木をモチーフにしたこの色は、秋に実る実りの段階での明るさと温かみを再現。育まれた文化と共に、家族や街の記憶を未来に繋ぐ役割を持つ。

3. Grape Purple


「こやぎファーム」のぶどう畑から取ったこの色は、小高の地域復興を象徴する挑戦を意味している。地元の資源を生かしたワインづくりをしている三本松さんの思いを時計に込めている。

誰もが手に取れる腕時計



これらの新色は、すべて66,000円(税込)で販売され、全国の取扱店舗や公式オンラインショップで購入可能。日本の伝統的な技術を生かし、ステンレススチールや本革を使用することで、耐久性とデザインを兼ね備えた品質に仕上げている。腕時計が持つ個々の物語を身に着け、日常に彩りを加えることができる。

地域の未来を時計に。



Fukushima Watch Companyは、福島を「日本のジュネーブ」とする夢を抱き、これからも腕時計を通じて地域の魅力を伝え続ける。小高区には寄り添うように静かに流れる時間があり、その中で生まれた腕時計たちは、着ける人々に地域の歴史と文化を伝えてくれるだろう。ぜひ、この色彩豊かな「Odaka」シリーズを手に取って、その物語を味わってほしい。


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会社情報

会社名
株式会社Fukushima Watch Company
住所
福島県南相馬市小高区東町1-40
電話番号

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