100周年の『家の光』
2025-03-24 12:35:01

『家の光』創刊100周年!農家と共に歩んできた100年の軌跡

農家向け雑誌『家の光』創刊100周年の意義



農家向けの総合家庭雑誌『家の光』が2023年の5月号で創刊100周年を迎えました。この歴史ある雑誌は、農村の家庭における重要な情報源として、約100年間にわたり農家の暮らしを支えてきました。

創刊から現在までの歩み


『家の光』は、大正14年に農業協同組合の前身団体から発行され、以来、農家のための生活誌として親しまれてきました。創刊号では、共同体精神を強調し、地域での助け合いの大切さが説かれました。その後、戦後の民主化運動にも貢献し、昭和36年には発行部数が180万部に達しました。

現在でも、全国の農家女性たちに愛され、「食と農」「健康」「暮らし」などのテーマに沿った記事を提供し続けています。特に、農業に従事する主婦たちの手に渡ることで、実用的な知恵やヒントが共有されています。

特別企画とプレゼント企画


記念すべき100周年号では「台所」をテーマに、これまでの歴史を振り返る特集記事が掲載され、さらに各種プレゼント企画や美輪明宏さんのスペシャルインタビューも実施されています。このインタビューでは、彼女が語る日本の伝統文化や家庭の重要性が聞かれ、読者に深いインスピレーションを与えています。

台所の知恵を現代風に


別冊付録としては、過去100年にわたり同誌が伝えてきた「台所の知恵」を現代風にアレンジした特集が付随しています。過去の記事を掘り起こし、それを現代の実情に合わせた形で再構築し、農家の家事に役立つ情報を提供しています。例えば、旬の秋野菜を効率的に保存する方法や、家庭でできる健康的な料理に関する記事などが人気です。

「台所改善運動」の歴史


また、台所に関する短期連載では、「台所改善運動」の影響とその成果が詳しく紹介されています。この運動は、戦後の生活改善に大きく寄与し、台所を明るく、清潔に保つための取り組みを推進。かつての暗くて寒い土間の台所が、衛生的で使いやすい空間に生まれ変わった様子が語られています。

参加型イベントと楽しい企画


さらに、100周年を記念して開催されるダンスコンテストも大きな話題を呼んでいます。パパイヤ鈴木氏が振り付けたオリジナル曲を用いたこのコンテストは、全国の読者が参加できる楽しみの一つです。

参加者は特設サイトにて動画を投稿し、優秀作品には豪華賞金も用意されています。この楽しい企画は、家族や地域の絆を深めるきっかけともなっています。

未来に向けた展望


『家の光』は、この100年の歴史を踏まえ、次の200周年に向けた未来を見据えています。目の前の課題に取り組む姿勢を忘れず、農村と家庭が一体となり、より良い社会を目指していく道筋を示し続けることが求められています。読者たちが共に人生の知恵を分かち合い、「家の光」とともに歩む未来には、期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
一般社団法人 家の光協会
住所
東京都新宿区市谷船河原町
電話番号

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