資生堂が新しいユニフォームとカウンターデザインを発表、2025年秋からの展開に期待

資生堂、新たなユニフォームとカウンターデザインの発表

日本を代表する化粧品ブランド、資生堂が2025年9月1日から新たなパーソナルビューティーパートナー（PBP）のユニフォームを導入し、同年10月以降には新しいカウンターデザインも世界中で展開を開始します。この刷新は、顧客一人一人との対話を重視し、「美」を共に創造するという意義を持った「BI-DO（美道）」というコンセプトに基づいています。

新ユニフォームの特徴「KASANE」

今回、発表されるユニフォームの名称は「KASANE」。直線と曲線を融合させた洗練されたデザインが特徴で、見た目の美しさだけでなく、古来の日本文化に根ざした「間」を表現しています。このユニフォームをデザインしたのは、今注目を集めているデザイナー、浅川喜一朗氏。彼はシンプルかつミニマルなスタイルを追求し、資生堂のブランド精神を見事に体現しています。

ユニフォームの胸元には、資生堂のアイコンである花椿のブローチがあしらわれており、パートナーたちはこのブローチをつけてお客様を迎え入れます。これにより、ブランドのアイデンティティを強調しつつ、顧客との繋がりを深めることを目指しています。

新カウンターデザインの導入

また、資生堂は新たなカウンターデザインを通じて顧客がブランドの世界観をより深く体感できる空間を創造します。新カウンターデザインは、質感や光の重なりを大切にしたもので、首都圏の松坂屋名古屋店をはじめとする店で導入されます。このカウンターにはブランドの象徴である花椿マークをモチーフにしたウェルカムコンソールや、デジタルカメリアも配置されており、訪れるお客様を迎え入れます。

「BI-DO（美道）」の理念

資生堂の「BI-DO」は、単なる商品を提供するだけでなく、顧客との共生を重要視し、相互に「美」を体験するプロセスを意味します。この新しいアプローチは、資生堂が150年以上も続けてきた「本質的な美」の探求と密接に関連しています。日本の伝統や礼儀を重んじながらも、イノベーションを追求する姿勢が、SHISEIDO PBPの心得となっています。

さらに新しいカウンターデザインは、カウンターの正面に配置されたアートとサイエンスが交錯する空間を通じて、顧客に深い没入感をもたらします。ブランドカラーである赤が施されたカウンターは、訪れるすべての人々にとって特別な時間を提供します。

結論

今後、資生堂が世界中でどのようにこの新しいユニフォームとカウンターデザインを展開していくのか、非常に楽しみです。常に進化を続ける資生堂がこれからも多くの人々に「美」を提供し続けることに期待が高まります。この新たな試みは、ただの化粧品ブランドに留まらず、顧客と共に「美」を創造するパートナーとしての資生堂の役割を強化していくでしょう。