新たな音楽の展開を果たす『BUMP』と『ColorSing』の協業
ショートドラマを提供するアプリ『BUMP』を運営するemole株式会社と、歌特化型ライブ配信アプリ『ColorSing』を手掛けるColorSing株式会社が、それぞれの強みを活かして協業を開始しました。この取り組みは、特にショートドラマの主題歌を制作することに焦点を当てており、音楽と映像の新たなコラボレーションの可能性を示しています。
期待される主題歌『勝利宣言』の魅力
協業の第一弾として発表されたドラマ『ラウンジ嬢の本指客』では、ColorSingの歌配信者であるボーカルまいが主題歌を担当します。審査の結果、圧倒的な歌唱力が評価され、作品の世界観に見事にマッチする声色が選ばれたとのことです。主題歌「勝利宣言」は2025年9月24日に配信されます。当日は多様な音楽ストリーミングサービスで視聴・ダウンロード可能です。
協業の背景とは?
emole株式会社は「創造で挑戦できる世界へ」をビジョンに掲げ、これまで日本のショートドラマ市場に注力してきました。映像や音楽にこだわりを持ちながらも、主題歌の適切な歌い手を見つけることに苦労していました。そこで、ColorSingとの協業が誕生。すでにBUMPのドラマ制作チームがColorSing内で歌い手を募る仕組みを整え、制作負担を軽減しつつ、迅速な進行が期待されています。
この新しい流れにより、SNSでの作品の広がりも視野に入れています。主題歌を用いたSNS投稿では、視聴者に作品の雰囲気をダイレクトに伝える機会が増え、バズを促進させる意図もあります。
ColorSingの魅力とLシンガーの挑戦
ColorSingは、歌好きが集まるライブ配信アプリで、月間配信者数は約4000人に達しています。音楽フェスへの出演やオリジナル曲の配信を実現するなど、歌で夢を叶える機会を創出してきました。今回の協業は、Lシンガーに「ドラマ主題歌シンガー」としてのキャリアを広げる新たな挑戦となります。この両社のニーズが合致したことで、シナジーが生まれ、双方にとって有意義な成果をもたらすでしょう。
インタビュー: emoleの澤村社長とColorSingの今井社長
emoleのCEOで『ラウンジ嬢の本指客』の総合プロデューサーを務める澤村直道さんは、協業の意義を「新たな音楽のクリエイターが活躍できる場所を広げることにワクワクしている」と語ります。自身の強みを活かし、多くの人に音楽を届けていきたいというメッセージも印象的です。
ColorSing株式会社の代表取締役社長、今井拓自さんは、「BUMPとの取り組みが始まることを嬉しく思っています。双方の事業において新たなシナジーが生まれることで、魅力的なコンテンツを提供していきたい」と期待を寄せています。
まとめ
この新たな協業は、音楽と映像の両方を楽しむユーザーにとって、大きなニュースとなることは間違いありません。ドラマ『ラウンジ嬢の本指客』と主題歌「勝利宣言」がどのように展開されていくのか、これからの動向に注目が集まります。