外食業界のデジタル化を加速する『Reci BASE』の登場
2021年2月24日、飲食業界に特化したオンラインサービス『Reci BASE(レシベース)』が新たに発表されました。このプラットフォームは、業務用食品メーカーと飲食店を直接結びつけ、飲食店側の様々な課題を解決することを目的としています。コロナウイルス感染拡大により、従来の対面営業や展示会が困難となる中で、食業界の情報収集と商談の方法が大きく変わっています。そこで、迅速に飲食関係者が必要とするアイデアや情報を提供することを目的に、ワンストップ型の情報プラットフォームが誕生しました。
サービスの特徴
『Reci BASE』の大きな特徴は、飲食店が求めるレシピ、商品情報、さらにサンプル取り寄せまで一元的に行える点です。これによって、飲食店ではメニュー開発をスピーディかつ効率的に進めることが可能になります。既存の一般家庭向けレシピサイトとは異なり、本プラットフォームは業務用食品メーカーが開発した内容に特化しているため、実用的でカスタマイズ性の高いレシピを提供します。
主な機能と課題解決策
1. メニュー開発の効率化
飲食店は売上やリピート客を意識し、常に新しいメニュー開発に取り組んでいますが、資料収集に多くの時間を費やすことが多いです。『Reci BASE』では、300品以上のレシピが初旬から提供され、今後は年間を通じて4,000品以上の拡充を予定しています。これにより、情報収集からレシピ考案、材料調達までのプロセスを大幅に簡素化し、労力を削減します。
2. 原価管理のサポート
レシピには調理時間やカロリーと合わせて原価も記載されており、飲食店側での価格設定や提供可否の判断が容易になります。ダウンロード機能も追加予定で、社内でのシェアもスムーズに行え、社内の調理部門での情報共有時間が短縮されることが期待されます。
3. サンプル取得の手軽さ
飲食店がサンプルを取得するためには、これまで販売店や展示会を経由する必要がありましたが、『Reci BASE』ではワンクリックで直接業務用食品メーカーからサンプルを取り寄せることができるようになります。リリース時には170品目が対象予定で、将来的には500品を超えるサンプルを取り扱うことを見込んでいます。
ユーザーインターフェース
シンプルで直感的なユーザーインターフェースを採用しているため、必要な情報やレシピに迅速にアクセスできる設計となっています。特集記事も用意されており、飲食業界に必要な情報を効率よく得られる環境が整っています。
外食DXの未来
コロナ禍によって業務用食品業界ではIT化が求められるようになり、アールビー・エコー株式会社は『Reci BASE』によって飲食店と食品メーカーの連携を強化しました。メニュー開発の円滑化を通じて、飲食店や食品メーカーが共に成長できる環境を構築していくことを目指しています。
『Reci BASE』は、外食業界の未来へと向かう大きな一歩となるサービスとして期待されています。今後もさらなる改良や機能追加を進め、業務用食品業界のDXを推進していく計画です。
会社概要
- - 会社名: アールビー・エコー株式会社
- - 設立: 2012年8月
- - 資本金: 10,000,000円
- - 所在地: 東京都港区北青山2-12-16 北青山吉川ビル 9F
この新たなサービスが飲食店の競争力を高める助けとなることを期待したいです。