岡山市の新たな子ども園「大元こども園」が景観まちづくり賞を受賞

岡山市に新たに誕生した大元こども園

岡山県岡山市に、木のぬくもりを感じられる「大元こども園」が完成し、先日行われた表彰式で「令和6年度岡山市景観まちづくり賞」を獲得しました。この子ども園は社会福祉法人東光会が運営し、施工はライフデザイン・カバヤ株式会社が手掛け、設計監理は無有建築工房の竹原義二氏が担当しています。

特徴的な建築デザイン

大元こども園は、二階建ての木造建築であり、その外観は三角屋根など多様な形状の屋根が連なるユニークなデザインが特徴です。アースカラーを基調とした外壁は、地域の景観にも溶け込みつつ、暖かみを感じさせます。また、レンガ調の外壁や木製の柵は、子供たちが直接触れることで木材の温もりを感じられるように設計されています。

選考評価では、隣接する小学校や公民館との調和や、子どもたちの成長に寄り添った環境づくりが高く評価されました。温もりを感じる場所として、地域の人々が集う空間となることが期待されています。

岡山市景観まちづくり賞とは

岡山市主催の「岡山市景観まちづくり賞」は、地域に貢献する素晴らしい建築物を表彰する制度です。良好な景観形成に寄与し市民協働の意識を高めることを目的としており、これまでにも多くの建物が受賞しています。ライフデザイン・カバヤ株式会社は、以前にも「3Cube と庭」や「街の別荘」で本賞を受賞した実績がありますが、非住宅では「大元こども園」が初の受賞となります。

大元こども園の基本情報

- 建築主: 社会福祉法人東光会
- 所在地: 岡山県岡山市北区大元上町
- 完成年月: 2024年3月
- 建築面積: 1,427.39㎡
- 延床面積: 1,435.46㎡
- 構造: 木造軸組工法2階建て
- 設計監理: 無有建築工房（竹原義二）

この「大元こども園」は、子どもたちが感受性豊かに成長できる環境を提供し、地域のコミュニティにも大きな影響を与えることでしょう。温かみあふれるデザインと充実した施設で、今後の運営が楽しみです。

ライフデザイン・カバヤの概要

ライフデザイン・カバヤは、1972年に岡山で設立された住宅会社で、低層住宅分野では中国ブロックで4年連続No.1（住宅産業研究所調べ）を誇ります。さらに、全国各地に販売拠点を設けており、幅広い事業を展開している企業です。
これからも、地域のニーズに応えた建物づくりを推進し続けることでしょう。

大元こども園の受賞は、岡山市民にとっても喜ばしいニュースであり、地域の景観作りにも貢献すること間違いなしです。