ヒト・コミュニケーションズ、社内ベンチャー・ファンド創設とアドインテへの出資を発表
ヒト・コミュニケーションズが社内ベンチャー・ファンドを設立
株式会社ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスが、新たに社内ベンチャー・キャピタル・ファンドを創設し、出資の第一号案件とし株式会社アドインテへの投資を発表しました。この取り組みは、先端テクノロジー分野のスタートアップ企業に対する支援を目的としています。
社内ファンド創設の背景
同社は、リアルとバーチャルの販売経路を統合する「オムニチャネル営業支援」に注力し、事業の拡大を図っています。日本社会が抱える少子高齢化や人口減少の課題に応えるため、企業はますます生産性の向上や働き方改革に取り組んでいます。このような状況で様々なテクノロジーを駆使して商品やサービスを提供するスタートアップが次々と生まれています。
今回の社内ベンチャー・キャピタル・ファンドの設立は、こうした革新的な企業との連携を強化し、成長が見込まれるスタートアップとの関係を深めることを目指しています。特に、ヒト・コミュニケーションズの営業支援プラットフォームを活用することで、スタートアップ企業の成長を促進し、共にシナジーを生み出す「Win-Win」の関係を築くことが期待されています。
ファンドの概要
ヒトコム・マーケティング未来創造ファンドⅠという名称で設立されたこのファンドは、2020年1月29日に設立されました。全体の投資枠は10億円で、先進テクノロジー分野やその周辺のスタートアップを対象にしています。これにより、同社は多様な企業とのクロスインデュストリーなコラボレーションを図りつつ、自社の競争力を高めることを目指しています。
アドインテとの関係構築
出資先として選ばれた株式会社アドインテは、スマートフォンの位置情報を利用した独自のIoTハード端末「AIBeacon」を開発しています。この端末は、屋外行動を追跡し、収集したデータを通じて消費者の生活動線を分析することが可能です。出資を通じて、両社は新たなビジネスモデルの創出に向けた具体的な業務提携を進める予定です。
アドインテのマーケティングデータ収集機能を最大限活用することで、販売活動の効率化やターゲティング広告の強化に繋げることが期待されています。
まとめ
ヒト・コミュニケーションズは、社内ベンチャー・キャピタル・ファンドの設立を通じて、未来のマーケティングに向けて新たなステージに進む意図を示しています。アドインテとの協力関係が新たなサービスや商品展開にどのように寄与するのか、今後の展開が注目されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス
- 住所
- 東京都豊島区東池袋1-9-6
- 電話番号
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03-5924-6075