lyfの5周年記念アートプロジェクト
シンガポールを拠点に、世界各国で約950のホテルプロパティを展開しているホスピタリティグループ、The Ascott Limitedが提供するブランドlyf(ライフ)が、5周年を迎えました。この特別な瞬間を祝うために発表されたのが、シンガポール出身の現代アーティスト、ジャハン・ロー氏とのコラボによるアートプロジェクト「The Door of Cosmic Dreams(宇宙の夢の扉)」です。
このアートインスタレーションは、未知の旅行体験への扉を象徴しており、lyfが新たな空間や目的地へと踏み出す意気込みを表現しています。lyfは、様々な境界を越えてゲストに独自のエクスペリエンスを提供することを目指しており、今回のアートプロジェクトはその一環と言えるでしょう。
アートギャラリーツアーの詳細
「The Door of Cosmic Dreams」は、lyfの1号店であるlyf Funan Singapore(lyfフナン・シンガポール)を起点に、世界を巡回しながら展示されます。このプロジェクトは無料で一般公開され、日本では2025年春頃から見られる予定です。今回の取り組みは、ホスピタリティブランドとしては初の体験型アートギャラリーツアーとなっており、lyfの独自ブランドコンセプト「体験型ソーシャルライフ」を発信する重要な機会となります。
アスコットの最高開発責任者、セレナ・リム氏は、「lyfは体験型のソーシャルリビングを提供するグローバルブランドへ進化している」と述べており、フレキシビリティと自由を兼ね備えたサービスを展開しています。
現在、オーストラリアや東アジア、ヨーロッパ、東南アジア、日本など、合計24都市に34プロパティを展開しており、2025年から2028年にはさらに多くの新規開業が予定されています。
アートプロジェクトの核心
ジャハン・ロー氏が手がけた「The Door of Cosmic Dreams」は、フランスの作家ギュスターヴ・ド・モーパッサンの言葉からインスパイアを受けた作品で、異なる世界への入り口として旅の可能性を探るものです。
彼の作品は、旅行者が新しい体験を得ることができるように、既存の枠を超えることを目的としており、lyfのコンセプトとも密接に関連しています。
2024年10月15日から26日までlyf フナン・シンガポールで一般公開された後、東京やパリなどの他のlyfプロパティでの展示が予定されています。また、マニラやバンコク、日本国内でも展示される予定です。これにより、lyfはコミュニティとのつながりを深めるとともに、アートとカルチャーの重要性を再確認する機会を提供するのです。
lyfの革新と未来
アスコットのマネジングlyfパートナー、アデリン・プア氏も、「lyfは、新しいソーシャルリビングの形を生み出すことを目指している」と述べています。アートプロジェクトを通じて、lyfがどのように独自のステイ体験を提供しているかを示すことで、ゲストの期待に応えることができるとしています。
さらに、lyfでは新たなブランドコラボレーションとして、ジャハン・ロー氏によるデザインの限定アパレルを各プロパティで販売予定です。これは、lyfの5周年を祝う特別な記念商品となります。
日本では、lyfが展開するプロパティがますます増えていく予定で、2024年12月19日には新たにlyf渋谷東京がオープンします。
このオープニングを記念して、キャンペーンも続々と展開されることが予定されています。lyfが描く未来は、アートと共に旅の新たな形を模索し、訪れるゲストに感動を与えることを目指しています。
世界中で展開されるlyfの活動に注目し、新たな「旅の楽しみ」を感じてみるのはいかがでしょうか。