ネイチャーポジティブを考える
2026-03-29 10:45:30

佐賀のNPOが福岡で語る「ネイチャーポジティブ」の重要性と実践

佐賀のNPOが福岡で語る「ネイチャーポジティブ」の重要性と実践



2026年3月15日、福岡県宗像市の宗像ユリックスにて、唐津Farm&Foodが講師を務める「環境保全活動団体交流会」が開催されました。このイベントは、宗像・遠賀・粕屋地域環境協議会が主催し、地元の環境保全活動を発展させる目的で実施されました。約50名の参加者が集まり、サステナビリティの意識を高める一日となりました。

ネイチャーポジティブとは何か



「ネイチャーポジティブ」とは、2030年までに生物多様性を回復し自然環境を保全することを目指す国際的な取り組みを指します。これは2022年にCOP15で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」に基づいており、日本全国で自治体や企業、NPOがこの課題に向けてさまざまなプロジェクトを進めています。唐津Farm&Foodも、この目標を掲げ地域から実行に移しています。具体的には、ビーチクリーンや資源循環、環境教育の活動を通じて地域コミュニティに貢献しています。

講演内容:佐賀・唐津の実践を福岡へ



唐津Farm&Foodの代表は、講演にて以下の3つのテーマを強調しました。まずは、海洋プラスチック問題です。特に対馬海流の影響により、北西九州では大量の漂着ゴミが発生しており、地域一体で実施しているビーチクリーンの活動について報告しました。特に子どもたちが積極的に参加する様子を伝え、地域の連携の重要性を訴えました。

次に、サーキュラーエコノミーに関する実践例を紹介しました。唐津Farm&Foodでは、廃棄されたペットボトルキャップを再利用し、キーホルダーやビーズアクセサリーとして生まれ変わらせています。このプロジェクトは、地域の子どもたちにものづくりの楽しさと共に、循環型社会の理解を深める機会を提供しています。

最後に、相知町・横枕にある自然共生サイトについて触れました。こちらは、環境省が指定するOECM(Other Effective Area-based Conservation Measures)に含まれる土地であり、生物多様性の保全に寄与しています。唐津Farm&Foodは、このサイトを管理し、環境保全活動を先導しています。

ワークショップ:アップサイクルを体で学ぶ



交流会の第2部では、参加者が実際にアップサイクルを体験するワークショップを行いました。「希望の絵馬づくり」では、廃ペットボトルキャップを使った絵馬制作を通じて、未来への想いや夢をツリーに飾りました。また、「ビーズブレスレットづくり」では、自分だけのブレスレットを作ることで、アップサイクルの楽しさを実感することができました。参加した高校生たちも真剣に取り組み、笑顔を浮かべながら手を動かしていました。

若い世代が「みんなで守る」姿勢を発信する



この交流会では、地域の古賀里山を守る会や福岡県光陵高等学校のうみがめクラブからも活動報告がありました。特にうみがめクラブは、カスミサンショウウオの保全活動を通じて、若い世代が「共に守る」という姿勢を社会に広めています。このような多様な団体が一堂に会することで、地域を越えたネットワークが形成され、新たな協力関係が芽生えることにつながります。

まとめ



唐津Farm&Foodは、地域に根ざした実践を通じてネイチャーポジティブを進めており、福岡での交流会を通じてさらにこの視点を広げています。子どもたちや地域の声を反映させる活動は、サステナブルな未来に向けた重要なステップです。今後も、地域からの取り組みが広がることを期待しましょう。

団体情報


  • - 団体名:NPO法人 唐津Farm&Food
  • - 代表者:濱口のぞみ
  • - 設立:2020年11月
  • - 活動内容:生物多様性保全、環境教育、サーキュラーエコノミー推進、ネイチャーポジティブ
  • - 所在地:佐賀県唐津市東唐津3-7-22
  • - 公式サイト唐津Farm&Food公式サイト
  • - Instagram唐津Farm&Food Instagram


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人唐津Farm&Food
住所
佐賀県唐津市浦5409番地7
電話番号
090-3263-4557

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