F1で5G実証成功
2026-06-17 12:02:25

エリクソンとソフトバンク、F1日本グランプリで5Gの実証成功

5G技術がF1日本グランプリを盛り上げる



2026年、鈴鹿サーキットにて開催されたF1日本グランプリは、エリクソンとソフトバンクの革新的な技術によって新たなステージを迎えました。彼らは5Gスタンドアロン(SA)およびミリ波を活用した同時実証を行い、特にイベントの進行中に5つのユースケースを実証することに成功しました。今回の取り組みは日本国内での通信テクノロジーにおいて、画期的な一歩となります。

5つのユースケースとは



大規模なイベント会場では、多様な通信ニーズが同時発生します。特にF1日本グランプリにおいては、来場者がソーシャルメディアに投稿したり、動画を視聴したり、さらに運営側の放送映像伝送やキャッシュレス決済などが同時に行われます。これに応えるために、エリクソンとソフトバンクは5つのユースケースを以下のように設定しました。

1. 高品質5G SA通信: ソフトバンクの5G SA契約者向けに、電波帯域を増強し通信品質を向上。
2. XR体験向けスライス: 高帯域・低遅延が求められるXR体験用の通信スライスを提供。
3. キャッシュレス決済: 一部店舗の決済端末向けにプライベート5G回線を提供。
4. ミリ波バックホール公衆Wi-Fi: ソフトバンク及びワイモバイルユーザー向けの公衆Wi-Fiサービス。
5. 無線カメラ映像伝送: 放送事業者向けに無線カメラ環境を提供。

これにより、特定の通信用途に対して最適化されたサービスを提供し、来場者全体の通信体験も向上させることができました。

実証結果の詳細



開始準備として、エリクソンは「Massive MIMO(AIR6476)」という先進技術を導入し、ミリ波無線機器(AIR1281)の追加設置を行いました。これにより、前年の大会に比べて通信速度と接続容量が大幅に改善され、トラフィックが集中する場面でもソーシャルメディアへのシームレスな投稿やライブ配信を可能にしました。

実証では、特に5G SA利用者の通信速度がダウンリンクで4倍、アップリンクで14倍以上の向上を見せました。加えて、エリクソン独自の「5G Advanced機能」により、リソース配分の最適化が実現されました。このような技術によって、映像伝送やキャッシュレス決済においても安定した品質が保たれました。さらに、XRでの利用者に対しては、通信遅延を通常の5G SAユーザーに比べて大幅に抑えることができました。

自動最適化技術の役割



本実証では、外部制御による67の基地局での「セルフチューニング型運用」を実現し、より効果的なリソース配分が可能となりました。特に、トラフィックが増加した場合でも、外部制御システムが自動的にネットワークを最適化し、高いサービス品質を維持しながら、全ユーザーに安定した通信を提供しています。

将来的な展望と連携の深化



エリクソンとソフトバンクは、この成功を糧にさらなる協力を深め、新たなサービスの創出を目指します。ソフトバンクの大矢氏は、「今回の実証は、通信サービスが一律から用途に応じた最適化へと進化していることを示すもの」と強調しました。一方、エリクソンのマンスール社長は、「特定会場に限らず、より広域に展開する可能性がある」との展望を述べ、両社の技術が日本のデジタルトランスフォーメーションを支えることを目指しています。

まとめ



今回のF1日本グランプリでの実証は、エリクソンとソフトバンクのテクノロジーの融合が高い通信品質を実現し、さらなる進化を促進することを印象付けました。今後も両社の取り組みに注目が集まります。


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会社情報

会社名
エリクソン・ジャパン株式会社
住所
東京都港区海岸一丁目2番20号汐留ビルディング21階
電話番号
03-6721-3300

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