浪江町のお菓子
2023-12-01 10:00:04
福島県浪江町のお米を使ったお菓子が復興を支えています
福島県浪江町のお米で作るお菓子の魅力
東日本大震災から12年が経過した現在、福島県の被災地はなおも復興の道を歩んでいます。その中で、杉田商会は地元のお米を使用したお菓子を商品化し、被災地の魅力を広げています。この取り組みは、地域の振興に寄与するだけでなく、お米そのものの消費促進にもつながっています。
復興支援に特化した杉田商会の取り組み
杉田商会は、震災直後から被災地支援に特化した事業を立ち上げました。福島県浜通りの農産物を扱い、現地の風評被害に対抗するための取り組みとして、毎年約1トンのお米を社員食堂や自社製品のお菓子に加工してきました。お菓子化は、地域の農産物を多くの人々に楽しんでもらうための重要な手段です。
商品化の背景と目的
今回の商品化に至った経緯は、福島県のお米を使用することによって、老若男女問わず多くの人々に被災地の農産物を届けることができるという思いからです。また、震災からの復興はまだ道半ばであり、県外からの支持を得ることが重要です。そこで、杉田商会は、震災の記憶を風化させないよう、地域の特産品を全国に発信することに努めています。
ローマ法王へのメッセージ
特筆すべきは、杉田商会が商品化したお菓子をローマ法王に送った際のことです。ローマ法王に向けた手紙には、福島県でお米が無事に収穫できるまでに復興が進んでいることを伝えました。驚くことに、法王からは感謝の返信もいただきました。この交流を通じて、福島県の現状を世界に発信する新たな道が開かれたのです。
未来を見据えた活動
杉田商会は、震災の教訓を忘れず、それを後世に伝え続ける責任があると感じています。地域の特産物を通じて、福島県の魅力や復興の状況を積極的に発信し続けていくことが、未来への希望となるでしょう。これからも私たちは、その取り組みを見守り、応援していきたいと思います。
福島県浪江町のお米で作られたお菓子が、この地域の復興の象徴として、多くの人に愛されることを願っています。杉田商会の挑戦は、新たな歴史に向けた重要な一歩です。私たち一人ひとりがその一部となり、復興の道を共に歩んでいくことが求められています。
会社情報
- 会社名
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復興支援 杉田商会
- 住所
- 東京都豊島区東池袋1-44-3池袋ISPタマビル7F
- 電話番号
-
090-7250-7768