伊勢市の賓日館で個展「記憶の函」開催
イラストレーターで詩人の柊有花さんが伊勢市の国指定重要文化財・賓日館にて個展「記憶の函」を開催します。本展は彼女が令和2年に伊勢で過ごした特別な時間を基に、描き下ろした絵と詩によって彩られています。
開催概要
- - 期間: 令和7年11月8日(土)から12月7日(日)まで
- - 時間: 午前9時00分から午後4時30分まで(最終入館)
- - 会場: 賓日館1階旧客室(三重県伊勢市二見町茶屋566-2)
- - 入館料: 大人310円、小人150円(事前申込不要)
この個展では、来場者が柊有花さんと一緒にひとつの花束を作り、賓日館に贈る特別企画「賓日館に花を贈る」も計画されています。賓日館は、令和7年度末から一時閉館する予定で、この機会に過去の記憶と向き合いながら、未来へとつながる特別な時間を共有したいという思いがあります。
柊有花さんの想い
柊有花さんは個展に先立ち、次のように述べています。「伊勢での特別な経験を通じて、記憶と感情を絵と詩の形にしました。賓日館に訪れた人々の記憶や気配が、私たちの現在にどのように影響を与えているのかを感じてほしい。特に、この特別な場所での個展は、さまざまな人々と感動を分かち合える素晴らしい機会です。」
このような特別な想いを込められた作品は、訪れる人々に深い感動と喜びをもたらすことでしょう。
伊勢市クリエイターズ・ワーケーション
本展は、伊勢市が推進する「クリエイターズ・ワーケーション促進事業」の一環として実現しました。この事業では、日本全国から文化・芸術のプロフェッショナルを招待し、彼らが伊勢で創作活動を行う独自のプログラムです。これにより、伊勢に新しいクリエイティブな価値をもたらすことが期待されています。
最後に
ぜひ、伊勢の美しい風景と共に、この特別な個展を訪れて心温まる時間をお過ごしください。記憶の旅を通じて、沢山の人々との新しい出会いや再会の場を提供し、賓日館の魅力を再認識することができるでしょう。皆様の訪問をお待ちしております。