旅行シーズン到来!サイバー脅威の増加に警戒
2026年夏の旅行シーズンが近づく中、サイバー脅威の急増が報告されています。Check Point Researchが発表した情報によれば、特に「ホスピタリティ・旅行・娯楽」業界への攻撃が目立っており、脅威に対する警戒が必要です。毎年、旅行者が急増するこの時期はサイバー犯罪者にとっても狙い目であり、旅行者の皆さんは十分な注意を払うべきです。
サイバー攻撃件数の驚くべき増加
2026年5月には、この業界でのサイバー攻撃の週平均件数が2,291件に達し、前年同月比で24%の増加を見せました。全業界の平均がわずか2%の増加にとどまっている中、この数字は際立っています。つまり、旅行業界を狙った攻撃が著しく増加しているのです。2023年5月から2026年5月までの3年の間に、この増加率はなんと122%に及びました。
攻撃者がこの時期を狙う理由は、旅行予約がオンラインで頻繁に行われ、ユーザーが条件の良い取引を求めて注意が散漫になりやすいからです。また、旅行関連の個人情報や金融データが豊富に扱われるため、狙われるというわけです。
新たに登録された悪意のあるドメイン
2026年5月だけで、47,318件の旅行関連ドメインが新規で登録されました。この中には悪意のあるものや不審なものも含まれており、112件に1件はすでに警戒対象とされています。要するに、多くの新規ドメインが悪用される恐れがあるということです。
特に、攻撃者たちは大量のドメインを登録し、模倣サイトを連携させることで、実際に利用者を引っ掛けるシステムを構築しているのです。例えば、「hotel-stay[N].com」等のパターンで、攻撃者が一斉にフィッシング仕掛けを行っています。さらに、信用あるブランドを装った詐欺も増加しており、偽サイトに誘導されることが懸念されています。
実際に確認された偽サイトの実態
Booking.comやAirbnb、Skyscannerを模倣した偽サイトがすでに稼働しています。「bookingni[.]com」や「airbnb-ca[.]com」などは、正規のサイトに似た構造を持ち、ログイン情報を狙っています。また、特定の地域や条件に基づいた詐欺も行われており、攻撃者は旅行者の心理を巧みに利用しています。
旅行詐欺から身を守るための対策
旅行を計画する上で、以下のポイントに注意しましょう。
- - URLを直接入力: メールや広告に記載されたリンクを使用せず、安全なサイトを直接アクセス。
- - ドメイン名の確認: 正規サイトとの違いを確認し、少しの文字違いや様子異を見逃さないように。
- - クレジットカードの利用: デビットカードではなく、クレジットカードを使用することで補償やトラブルの対応がスムーズに。
- - 多要素認証の設定: 利用中の旅行サービスには多要素認証を有効化。
- - すぐ申し込むように迫る取引に注意: 異常に安い取引や強いプレッシャーに疑問を持ちましょう。
サイバー脅威は、特に旅行シーズンに増加する傾向にありますので、細心の注意を払いましょう。旅行予定のある方は、信頼性の高いサイトを利用し、フィッシング詐欺に引っかからないよう心掛けてください。