滋賀の宝を発掘!「滋賀県の宝物グランプリ2024-2025」結果発表
滋賀県商工会連合会が主催する「滋賀県の宝物グランプリ2024-2025」が、令和6年11月7日にホテルニューオウミで開催され、食品・加工部門とライフスタイル・デザイン部門のグランプリが決定しました。
本グランプリは、地域資源を活用した商品開発や販路拡大を目的とした「にっぽんの宝物プロジェクト」の一環として開催されており、今年で5回目を迎えました。
今年度は、7社の企業や団体が、こだわりの商品を携え、熱い戦いを繰り広げました。審査基準は、商品の独自性、品質、地域への貢献度、市場性などを総合的に評価しました。
食品・加工部門
グランプリに輝いたのは、野洲市のNOBODAstoreと米原市のいぶきファーム㈱によるコラボ商品「山の麓のおもてなし」です。
NOBODAstoreの看板商品であるこだわりのチーズケーキに、伊吹山で育ったよもぎと栗を組み合わせた、まさに滋賀県ならではの逸品です。よもぎの豊かな香り、栗の甘みとチーズの風味が見事に調和し、審査員も絶賛しました。
準グランプリは、東近江市の湖香六根による「史上最強養生ラーメン」が受賞しました。
審査員特別賞は、大津市のわくわく㈱の「発酵茶漬贅の極」が受賞しました。
ライフスタイル・デザイン部門
グランプリは、東近江市の㈱みんなの奥永源寺が開発した「bobs ambient root」が輝きました。
琵琶湖の源流である奥永源寺地域で栽培された紫根(シコン)を原料とした、日本初のオーガニックメンズコスメです。国際基準の認証を取得した、自然派志向の男性にも嬉しい商品となっています。
準グランプリは、米原市のいぶきファーム㈱の「古民家お宿『3Re:』」が受賞しました。
審査員特別賞は、栗東市の㈲ヴァンテックの「魔法のミルクピッチャー」が受賞しました。
文化伝承賞は、甲賀市のPONPONの「滋賀の薬草染め水引で結ぶお飾り」が受賞しました。
今後の展開
各部門のグランプリ、準グランプリは、令和7年2月26日、27日に東京で開催される「にっぽんの宝物JAPANグランプリ2024-2025」に出場予定です。
滋賀県の宝物グランプリは、地域の魅力を発信し、新たな商品開発や販路拡大を促進することで、滋賀県の経済活性化に貢献していくことが期待されています。
「にっぽんの宝物」プロジェクトについて
「にっぽんの宝物」プロジェクトは、2009年にスタートした、地方の優れた商品を全国に発信するプロジェクトです。自治体、地元金融機関、異業種の人材が連携し、商品開発、販売支援などを行っています。
セミナーやグランプリを通して、地域資源を活用した商品開発を促進し、地方の活性化に貢献しています。
滋賀県の宝、未来へ
「滋賀県の宝物グランプリ2024-2025」は、地域の魅力を再発見し、新しい価値を生み出す、まさに「滋賀県の宝」を発掘する場となりました。
今後も、滋賀県から、世界に誇れる商品やサービスが誕生することを期待しています。