新刊『ファッションの方程式』が示す新しい服選びのアプローチ
近年、世界のファッションにおいて、さまざまなアプローチや理論が提唱されています。その中で、近い未来には他の選択肢が存在するかもしれません。株式会社Filltyの代表である深田恭美氏が5月18日に発刊した新著『ファッションの方程式 〜似合うには理由がある!〜』は、まさにその新しい可能性を示しています。
「似合う」の法則を理論的に考える
著者である深田氏は、元々システムエンジニアとして活躍していましたが、洋服選びにおいて悩んでいた時期があります。彼女は、10年以上にわたりオーダーメイドの服を制作し、この過程で「似合う服は感覚ではなく理論に基づいて選べる」という考え方を確立しました。この本は、その学びを体系化した内容になっています。
深田氏が紹介するのは、「色・形・素材」という3つの要素によって、論理的に自分に似合う服を選ぶ方法です。この理論は、単なる流行に流されることなく、自分自身を理解する手助けとなります。特に「パーソナルカラー」や「骨格診断」といった流行の診断法に依存せず、自身のセンスを確立する方法を提供しています。
大手電子機器メーカーからファッションへ
深田氏は、工業大学出身で理系的な思考を持ち合わせています。彼女のこの経歴が、ファッションを単なる感覚的な物ではなく、分析する対象へと昇華させました。元々は、大手電子機器メーカーでエンジニアとして働いていましたが、30歳を迎えたときにファッション専門学校に進学し、その後も長年にわたって専門的な知識を深めていきました。
その結果、彼女は「似合う服には明確なルールが存在する」との結論に至ります。実際に、独自に仕立てたジャケットが自分の体にフィットした瞬間の驚きから、彼女の理論が具体化していきました。
「似合う」を数式で表現
本書では、ファッションを「似合う = 色 × 形 × 素材」という独自理論で言語化しています。これにより、色の判断には色相・明度・彩度といった新たな視点も取り入れられています。また、スタイルアップにおいても黄金比や錯視効果、体型補正といった要素が含まれています。
パーソナルカラー診断に依存しない新たな視点
近年、多くの人がパーソナルカラーや骨格診断に振り回されています。しかし、深田氏の理論では「100点の服を探す必要はない」と強調しています。彼女は、必要なのはそれぞれのNGを理解し、それを避けることで服選びが楽になることだと述べています。この思考法は多くの人にとって、ファッション選びのストレスを軽減することでしょう。
実践的な内容が詰まった一冊
本書には、色の判断法や体型に合わせた襟の選び方、通販での失敗を避ける方法など、すぐに役立つ実践的なアドバイスが満載です。「なぜ似合うのか」「なぜ違和感が出るのか」を理解するための内容は、従来のおしゃれ本とは一線を画した、理論的なファッションの解説書として位置づけられています。
読むべき人たち
この本は、ファッションに自信がない方や診断結果が活かせなかった方、「センスがない」と悩み続けている方、さらには年齢とともに服選びが難しくなった方にお勧めです。自分のスタイルを理論的に再考し、理想のファッションを見つけるための手助けとなるでしょう。
著者紹介
深田恭美氏は、株式会社Filltyの代表取締役であり、元システムエンジニアとしての経歴を持ちます。30歳でファッション業界に飛び込み、以来長年にわたり洋裁や採寸、パターン技術を学んできました。現在は「感覚に頼らない洋服選び」を提案し、多くの支持を得ています。
書籍情報
書名:『ファッションの方程式 〜似合うには理由がある!〜』
著者:深田恭美
発売日:2026年5月18日
出版社:株式会社オフィス清家 BOOKS
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