大阪ガスが新たに展開するデジタルサービス
2023年5月26日、大阪ガス株式会社とその関連会社である大阪ガスマーケティング株式会社が、数多くのデジタルサービスを一つのIDで利用できる「DaigasID」の運用を開始しました。この新しいサービスは、エネルギー業界の変化に即応したもので、利用者にとって非常に利便性の高いものとなっています。
1. 「DaigasID」運用開始の背景
エネルギー自由化や低・脱炭素化、さらに進化するデジタル技術が融合し、エネルギー業界はますます多様化しています。これまでも大阪ガスは、料金プランやエネルギー機器の販売を通じて、顧客のライフスタイルやニーズに適したサービスの提供に努めてきました。今後も、大阪ガスはお客様に選ばれる企業であり続けるため、デジタル接点での顧客とのコミュニケーションをより高度化し、暮らしのパートナーとしての役割を果たすことを目指しています。その一環として「DaigasID」が導入され、運用が開始されました。
2. 「DaigasID」の特徴
「DaigasID」は、大阪ガスが提供するいくつかのデジタルサービス、例えば「マイ大阪ガス」や「スマイLINK」、さらに「スマぴこ」といったサービスを一つのアカウントで利用することができる共通IDです。これにより、利用者は異なるサービスに対して複数のアカウントを管理する手間が省け、ストレスフリーでシームレスなサービス利用が可能になります。アカウントは同じメールアドレスとパスワードでアクセスできるため、非常に便利です。今後、利用可能なサービスも順次拡大される予定です。
3. 「マイ大阪ガス」アプリの機能強化
「マイ大阪ガス」は2009年にサービスを始め、会員数は2025年4月末が予想される時点で155万件を超えることが見込まれています。このアプリは、ガスや電気の使用量、料金を手軽に確認できる機能を始め、所有するガス機器情報の確認、各種Web手続きなどを中心に多くの利便性を提供してきました。今回のリニューアルでは、利用者それぞれに合った情報を表示する「パーソナライズ機能」を強化し、さらに「お役立ちタブ」及び「修理相談タブ」という新機能を追加しました。
リニューアルのポイント
- - パーソナライズ機能の強化: 利用者の好みやニーズに応じた情報が表示される仕組み。
- - お役立ちタブの追加: お得なサービスや生活の悩み解決に役立つ情報が満載。
- - 修理相談タブ: ガス機器の故障や水回りのお困りごとについて簡単に相談できる機能。これにより、ユーザーの負担を軽減し、迅速なサポートが受けられます。
アプリ利用方法
リニューアルされた「マイ大阪ガス」アプリは、2025年5月26日以降にアップデートした後利用可能です。具体的には、アプリの各ストアからインストールできます。
結論
大阪ガスは、今後もデジタル技術の進化を活かしながら、顧客に対して新たなサービスや商品の提供を進めていく予定です。「DaigasID」や「マイ大阪ガス」アプリのリニューアルは、その第一歩として重要な役割を果たしています。これにより、顧客の生活がより便利で快適になることが期待されます。