絵本で赤ちゃんを守る
2025-05-27 11:19:08

赤ちゃんに絵本を贈る!25年の日本のブックスタート活動が世界へ

日本のブックスタート活動が世界で注目



日本のブックスタートは、赤ちゃんが絵本と触れ合うことを促進する活動です。この活動は、1992年にイギリスで初めて提案され、以来、世界中に広まりました。特に、赤ちゃんの健やかな成長をサポートする重要な取り組みとして、各国で認識されています。

国際的なネットワーク「GNEYB」の成果



2018年には、ブックスタートに関心のある団体を連携させるための国際ネットワーク「Global Network for Early Years Bookgifting(GNEYB)」が設立されました。このネットワークは、冒頭のEUReadとの共同事業の一部としても機能し、世界中で活動が広がり続けています。コロナ禍の影響を受けつつも、現在ではヨーロッパ、アフリカ、中東、アジア、オセアニア、北米、南米を含む32の国と地域で約1,500万人の子どもたちに、絵本を贈る活動が展開されています。

日本の活動と国際カンファレンス



2025年6月には、GNEYBによる初の対面国際カンファレンスがベルギーのブリュッセルで開催されます。ここで、日本のNPOブックスタートが25年の経験を基に発信する機会を得ます。日本のブックスタートは、2001年から活動を始め、赤ちゃんの幸福に寄与することを掲げてきました。地域のボランティアとの連係で全国的に広がったこの取組は、国際的にも高く評価されています。

実践ガイドの「Bookgifting Program Toolkit」



GNEYBでは、メンバーの経験をもとに様々なヒントや情報が盛り込まれた実践ガイドブック「Bookgifting Program Toolkit」を作成しました。このツールキットは、活動の立ち上げから運営、継続に至るまでの具体的な指針を提示し、充実した取り組みを支えるための貴重なものです。特に、日本の活動の知見が多く取り入れられています。このガイドは各国での取り組みの拡大にも役立つことが期待されており、カンファレンスの冒頭でその完成が発表されます。

世界銀行も注目する「読書」の意義



また、このカンファレンスはEUReadの年次総会と同時に行われ、欧州議会の議員や世界銀行関係者も出席予定です。世界銀行は「Read@Home」プロジェクトなどを通じ、子どもたちへの支援を進めています。この観点から、赤ちゃんと絵本を通じた「well-being」の向上には大きな関心が寄せられています。

結論



日本のブックスタート事業は、「赤ちゃんの幸せ」を心から願い、その地域の人々の手や言葉を介して絵本を届けてきました。25年にわたる実践が、世界中の赤ちゃんたちの「well-being」につながっている様子が、今まさに始まっています。


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会社情報

会社名
NPOブックスタート
住所
東京都新宿区新小川町5-19角田ビル3階
電話番号
03-5228-2891

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