芦屋の笑顔クリスマス
2025-11-27 14:50:25

『ケーキの街芦屋』が笑顔を贈るクリスマスケーキ贈呈式35周年

心温まるクリスマスケーキ贈呈式



2025年11月25日、兵庫県芦屋市において毎年恒例のクリスマスケーキ贈呈式が行われました。今年で35周年を迎えたこの取り組みは、市内の洋菓子店が集まり、地域に喜びを届けるための活動です。「ケーキの街芦屋」会の会長、蟻田剛毅氏の発案により、1991年から続くこのプロジェクト。障がい者施設や高齢者施設に向けた心温まる贈り物として、今年は合計52個のホールケーキが20の施設に届けられる予定です。

ケーキが運ぶ笑顔


贈呈式では、髙島崚輔芦屋市長が参加し、「クリスマスのサンタクロース」がケーキを持ってやってきたことに感謝の言葉を述べました。「芦屋のケーキ店が皆さんにケーキを贈るというその想いが、何よりも嬉しい。笑顔あふれるクリスマスになることを願っています」とのメッセージが印象的です。

贈呈されたケーキは、芦屋市内の協賛洋菓子店から提供されました。参加店舗は「コンディトライ シュターン」「パイの店 芦屋カロル」「パティスリーPeri亭」「ビゴの店」「マ ビッシュ」「元町ケーキ」「アンリ・シャルパンティエ」の7店舗。これらの店は、芦屋ならではの豊かな洋菓子文化を育む重要な役割を果たしています。

ケーキを囲むことの大切さ


贈呈されたケーキを見ると、施設の利用者からは自然に笑顔がこぼれ、拍手が起こります。河野雅弘さん(エルホーム芦屋施設長)は、「ケーキを見ると自然に笑顔になり、拍手が起こるのが何より嬉しい」と述べ、糖分以上に人々に幸せをもたらしていることを実感しています。クリスマスケーキを囲むことで生まれる会話や楽しみは、コミュニティの絆を深める大切な時間です。

地域貢献への道筋


このプロジェクトのスタートは、1990年に行われた『芦屋 ケーキフェスタ』がきっかけです。当時、市政50周年を祝う中で、芦屋市を象徴するキーワードの一つとして「ケーキ」が選ばれ、これを広めるために「ケーキ感謝祭」が開催されました。市内の13店舗が参加し、そこで生まれた活動が今の形に結実しました。

「ケーキの街芦屋」の活動は地域貢献への取り組みとして多くの人々に支持されており、2016年には「芦屋市民文化賞」を受賞するなど、高く評価されています。今年68周年を迎える芦屋市では、地域の社会福祉向上に尽力したとして、福祉功労者表彰も受けました。

未来を見据えた活動


「ケーキの街芦屋」会の会長であり、株式会社シュゼット・ホールディングスの代表取締役社長でもある蟻田剛毅氏は、「私たちは職人でありながら、地域に根ざしたケーキ文化の発展に貢献したい」という強い想いを持っています。ホールケーキを囲む文化は、会話と絆を生む重要な要素であり、この価値が次代にも受け継がれていくことが期待されています。

結び


クリスマスはただのお祝いの日ではなく、笑顔と思いやりが集まる温かい時間です。「ケーキの街芦屋」会は、今後もこの文化を守り続け、街の活性化に努めていくことでしょう。皆さんもこの取り組みを通じて、ケーキが広げる笑顔の輪に参加してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社シュゼット・ホールディングス
住所
兵庫県西宮市久保町5-16ハーバースタジオ43南館
電話番号
0798-36-8700

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