近年、クレジットカードの不正利用は深刻な問題となっています。その背景には、ダークネットでのカード情報販売があり、サイバー犯罪者が不正に得た情報を次々と取引しています。この問題解決に向け、サイバー脅威インテリジェンスを提供するKELA(ケラ)株式会社は、9月11日(水)に「ダークネット・インテリジェンスを活用したクレジットカードの不正利用の防止対策」と題した限定ワークショップを行います。このイベントは、少人数に限定されているため、参加者は密度の高い情報を直接得ることができる貴重な機会です。
今回のワークショップはハイブリッド形式で、現地参加とオンライン参加の両方が可能です。場所は、東京駅から徒歩約2分というアクセスの良い「ステーションコンファレンス東京」の401会議室です。参加は無料ですが、事前登録が必要となっており、定員は30名です。参加者は、金融分野の専門家から、サイバー犯罪に対する具体的な防止策や実例について学ぶことができます。
講師には、長年にわたり警察庁でサイバー犯罪対策に携わり、その後イオンフィナンシャルサービスでの実務経験を持つ高橋守氏が登壇します。彼は警察庁を退官後、KELAの顧問に就任し、サイバー脅威に対して企業がどのように立ち向かうべきかを指導しています。また、川崎真氏もKELAで活躍するサイバー脅威インテリジェンスのスペシャリストとして参加します。
ワークショップのプログラムには、金融機関でのサイバー関連の不正行為の動向や、インシデント対応でのサイバー脅威インテリジェンス(CTI)を利用した具体的な方法が含まれています。特に、KELAの最新技術であるCTI Monitorのデモンストレーションは見逃せません。このツールは、サイバー犯罪のトレンドを追跡し、事前に防止策を講じるための強力な武器となるでしょう。
KELAは、2009年に設立され、世界中のサイバー脅威に対するインテリジェンスを提供している企業で、独自のテクノロジーと専門知識を駆使して、企業のリスク管理をサポートしています。特に、日本法人は2019年に設立され、日本市場に特化したサービスを展開しています。KELAの目指すところは、サイバー攻撃を未然に防ぎ、ネットワークの保護を強化することです。
利用できるセキュリティ技術を知識として得ることができるこのワークショップは、個人や企業にとって非常に有益なイベントと言えるでしょう。サイバー犯罪の脅威がますます高まる中、適切な知識と対処法を身につけることの重要性が増しています。参加希望の方は、KELAの公式サイトからお申し込みが可能です。これからのサイバーセキュリティ対策に役立てる絶好のチャンスです。
KELA株式会社への問い合わせは、マーケティング担当の池田氏までご連絡ください。電話番号は03-6634-7836、メールは
[email protected]です。
今回のワークショップで学ぶ内容を通じて、参加者が不正利用のリスクを回避し、安全なネットワーク環境を築くための一歩を踏み出せることを期待しています。