ジャスミーとCentralityの戦略的提携
先日、ジャスミー株式会社が、ニュージーランドのブロックチェーン開発ベンチャー企業、Centrality Limitedと戦略的提携を結ぶことを発表しました。この提携により、日本におけるブロックチェーン技術の導入が加速することが期待されています。
企業の背景
ジャスミー株式会社
ジャスミーは、東京都渋谷区に本社を置くIoTプラットフォーム企業であり、元ソニーの技術者やデザイナーによって設立されました。彼らの使命は、生活に密着した「衣・食・住・動」をIoT技術で革新し、データの主権をユーザーに取り戻すことです。ジャスミーは、ブロックチェーン技術をIoTに融合させることで、より安全で便利なプラットフォームの提供を目指しています。
Centrality Limited
一方、Centralityは、世界的に有力なイノベーターと提携し、アプリケーションの非中央集権的分散型P2Pマーケットプレイスを構築しているベンチャー企業です。すでに20を超えるアプリケーションが稼働しており、ブロックチェーン対応の基盤を通じた日々のタスクやエクスペリエンスの管理を実現しています。
提携の内容
この驚くべきコラボレーションでは、ジャスミーの革新的なIoT技術とCentralityの高度なデジタルウォレット「CentraPay」、リスクスコアリングプラットフォーム「SingleSource」、コミュニケーションツール「Sylo」等の資源を結集し、優れたブロックチェーンプラットフォームを開発します。Centralityの高性能でスケーラブルなブロックチェーンプラットフォーム「PL^G」により、自律型IoTネットワークの大規模普及を目指し、独自のアプリケーションの提供を予定しています。
技術的革新
Centralityの技術最高責任者デイビッド・マクドナルド氏は、「日本におけるスマートエレクトロニクス技術の普及によって、ジャスミーとの提携はブロックチェーン対応のアプリケーションを何百万台ものIoTデバイスに届ける絶好のチャンスです」と期待を寄せています。
同様に、ジャスミーの副社長吉田雅信氏は、「Centralityは我々とビジョンを共有する重要なパートナーで、この提携により日本のユーザーに対して優れたデータセキュリティと利便性を提供できることを楽しく思っています」と述べています。
未来への展望
さらに、この提携の第一弾として、「Secure Knowledge Communicator」というアプリケーションが東京で開催されるジャパンブロックチェーンコンファレンスにおいて初めて公開される予定です。このアプリケーションは、セキュリティが確保されたプライベートなブロックチェーン台帳の上で動作し、個人情報を保護しつつコールセンター等への応用が期待されています。
ブロックチェーン技術におけるこの革新は、日本のIoT市場に新たな風を吹き込むことでしょう。ジャスミーとCentralityによる連携がもたらす未来の可能性を今から楽しみにしましょう。
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