統合コマースプラットフォーム「ecforce」がコマースDXを加速
株式会社SUPER STUDIOは、2023年度に統合コマースプラットフォーム「ecforce」に関連する追加資金調達を実施し、その金額は約17億円に達しました。この資金は、コマースDX(デジタルトランスフォーメーション)の支援強化や、プロダクト開発、採用活動に注力するために利用されます。特に、エンタープライズ企業の顧客獲得に向けたセールスやマーケティングの強化にも重きを置いているという。この動きは、コマース領域におけるデジタル化の推進にとって、非常に重要です。
コマースDXの実現を目指して
SUPER STUDIOは、コマース事業者のオフライン市場への進出を後押しするために、サポートを行っています。今年には、三井不動産と協業し、次世代型ショップ「THE [] STORE」をRAYARD MIYASHITA PARKにオープンしました。この新たな店舗は、OMO(Online Merges with Offline)ソリューションの一環として、コマース事業者のオフライン展開を支援しています。
これに加えて、データ活用にも焦点を当てています。「ecforce」のシステムには、顧客データを構築する「ecforce cdp」や、データの分析を行う「ecforce bi」、CRM施策を実施するための「ecforce ma」などがあり、オンラインとオフラインのシームレスなデータ管理が可能となります。
課題解決に向けたステップ
しかし、これまでのコマース領域においては、さまざまな企業が各種ツールを提供してきましたが、実際には有効なデータ活用が進まないまま多くの課題が残っています。SUPER STUDIOは、顧客データ基盤と販売チャネルを統合的に管理するプラットフォームの提供を進め、コマース事業者の成長に寄与することを目指しています。このような取り組みを通じて、消費者ニーズや市場環境の変化に柔軟に対応できる体制を整えています。
事業成長に向けた新たな採用活動
今回の資金調達を機に、SUPER STUDIOはさらなる事業拡大を図るため、採用活動にも力を入れています。詳細な採用情報については、公式サイトを通じて公開しています。事業の成長とともに、会社のビジョンを共有できる人材を求めていることは、企業の未来を左右する重要な要素です。
まとめ
SUPER STUDIOは、コマースDXの実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。統合コマースプラットフォーム「ecforce」を基盤とし、多様なデータ活用と顧客対応を進めることで、より多くのコマース事業者の成長を支援する意気込みが感じられます。今後の動向にも注目です。