下呂温泉で海洋ごみ削減を目指すイベント開催!
岐阜県の魅力ある温泉地、下呂温泉で11月14日から30日まで開催されるウォークラリーイベント「ケロっと変えよう、未来の海!」が注目を集めています。このイベントは、一般社団法人海と日本プロジェクト岐阜によって実施され、海洋ごみ問題に対する意識を高める目的があります。
イベント概要
このウォークラリーは、下呂温泉街に設置されたチェックポイントを巡る形で進行します。参加者は、足湯スポットや観光施設を巡りながら、各ポイントに掲示された海洋ごみ削減に関する啓発ポスターからキーワードを集めていきます。集めたキーワードを元に、専用フォームで応募すると、下呂温泉旅館協同組合が提供する「湯めぐり手形」が抽選で当たる特典も用意されています。
キックオフイベント
イベントの初日には、「温泉街をめぐるごみ拾いイベント」が行われました。これにより参加者が温泉街の清掃活動を行い、集めたごみの量に応じて粗品をプレゼントされる仕組みです。この取り組みにより、観光客も自然の大切さを再認識しながら温泉地を楽しむことができます。
参加者の声
参加者からは、「ウォークラリーをしながら足湯に入ったり、美味しいものを食べたり、楽しく参加しました!」との声や、長野県民がこの取り組みを通じて自分の生活に意識を持つようになったという意見が寄せられています。また、海と無縁な岐阜県でのイベントであり体験が新鮮だったという意見もあり、地域の環境問題に対して考える機会となったようです。
プロジェクトの背景
このイベントは、2018年から始まった日本財団の「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環であり、国民全体で海洋ごみ問題に取り組んでいこうという目的があります。この取り組みを通じて、子どもたちをはじめとした多くの人々が海の大切さを学び、次世代へ引き継ぐことを目指しています。
参加者が楽しみながら環境問題に取り組む姿が印象的で、イベントを通じた地域貢献の重要性、そして楽しいアクティビティで学べることが良い形で結びついていました。温泉を楽しむついでに、海洋ごみに対する意識を高めることができるこのプロジェクトは、今後の展開が待たれます。
まとめ
下呂温泉での「ケロっと変えよう、未来の海!」イベントは、ただの観光イベントにとどまらず、参加者全員が海と環境について考えるきっかけを提供します。観光を楽しみながら、時には環境保護の意識も芽生える。そんな素晴らしい取り組みが今後も続くことを願っています。
イベントに参加した人々が持つ意識が変わることで、地域や社会全体に良い影響を与えることにつながるのです。