山の日とキャンプ
2022-08-09 15:54:23

コロナ禍を乗り越えた山の日、キャンプ人気が急上昇中!

2022年度「山でやりたいこと」アンケート結果発表



2022年8月11日、全国的な記念日である「山の日」に、コロナ禍の影響を受けながらも、レジャー活動が徐々に回復していることを示すアンケート結果が発表されました。この調査は、ブルーシー・アンド・グリーンランド財団が行い、全国各地から2680件の回答が寄せられ、その中から2580件が有効とされました。

調査期間は2022年の5月26日から7月5日までの約一ヶ月間で、回答者は自由記入方式で自らの希望する山でのアクティビティを選びました。特に注目すべきは、調査の結果、最も人気があった活動が「キャンプ」であったことです。詳細な結果は以下の通りです。

「山でやりたいこと」総合TOP20



1位は「キャンプ」で、全体の23.8%にあたる614票を集めました。特にソロキャンプが人気で、グランピングも選ばれています。キャンプ初心者から上級者まで、自然の中での時間を求める声が多いことが分かります。

2位には「登山」がランクインし、354票の支持を獲得しました。富士登山をはじめとするさまざまな登山の楽しみが魅力となっているようです。登山を通じて得られる達成感や絶景を楽しむ人々の姿が想像できます。

3位には「ハイキング、ピクニック、トレッキング、ウォーキング」といった、より軽やかな形での大自然とのふれあいが続き、273票(10.6%)の支持を集めました。これらの活動は、家族や友人と楽しむのにぴったりのアクティビティです。

さらに、「BBQ」や「大声で叫ぶ、ヤッホー、やまびこ」といった、楽しみのあるアクティビティもランキング入り。特にBBQは147票(5.7%)で、皆で集まり食事を楽しむ姿が目に浮かびます。

調査結果からは、自然の中で心身をリフレッシュしたいという、コロナ禍でのストレスを解消したいという人々の願望が見て取れます。また、自然観察や食用生物の採集(山菜やキノコ)など、自然を身近に感じる活動への関心も高まっています。

アンケート結果の意義



この結果は、コロナ禍でキャンプや登山などのアウトドア活動が抑制されてきた反動として、多くの人が自然にふれあいたくなっていることを示唆しています。調査を通じて、山でのアクティビティがどのように人々の生活に影響しているのかを探る重要な手がかりとなります。

今後、これらのデータを基にした具体的な施策やイベントの開催が期待されます。山の日の意義を再認識し、改めて自然を満喫する機会を提供する活動が推進されることが望まれます。

これらの調査結果は、別途公開されている資料でも詳しく述べられていますので、興味のある方はぜひご覧ください。キャンプや登山への関心が高まる中、自分自身の楽しみ方を見つける良い機会となることでしょう。

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公益財団法人B&G財団
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