横浜市山内図書館で始まる新たな読書支援の試み
2024年11月から、横浜市山内図書館では地域貢献と学びの場を提供する新たな企画がスタートします。それは、横浜市立市ケ尾中学校との連携による「図書委員会の活動~Life with Reading 読書の秘訣カードワークショップ」です。この展示は、2月11日から3月31日の間、同館のティーンズコーナーで行われ、ティーン世代を中心に読書の魅力を広めることを目指しています。
新たな連携企画による地域交流の促進
今企画の目的は、読書の重要性を次世代に伝えること。特に、読書は知識を深めるだけでなく、想像力や表現力を育む重要な活動として位置づけられており、地域社会との協力が欠かせません。横浜市内の中学校と連携し、毎月異なる学校の取り組みが展示されることで、保護者や地域住民との交流が促進されることが期待されています。
展示期間と内容
「図書委員会の活動」は、2月11日から3月31日までの間、横浜市山内図書館内のティーンズコーナーで開催されます。展示時間は、火曜日から金曜日の9時30分から20時30分、土曜日から月曜日・祝日は9時30分から17時までです。展示では、市ケ尾中学校の生徒たちが作成したポスターやワークシートなどが視覚的に紹介され、訪れる人々に共同体の読書推進活動を伝えます。
読書文化を育むためのワークショップ
本展示におけるワークショップ『Life with Reading 読書の秘訣カード』は、図書委員の生徒たちが中心となり、参加を希望する他の生徒たちも自由に参加できるオープンな場です。この取り組みでは、市ケ尾中学校の教員や支援員、他校の図書館司書たちも参加し、異なる世代の意見やアイデアが生まれることを狙っています。さらに、訪問者には各ワークショップでの生徒たちの実際の活動の成果物が展示され、対話を通じて読書の楽しさを再発見する機会を提供しています。
参加者が語る体験
参加者からは次のような声が寄せられています。
- - 「読書について他の人と話し合う楽しさを感じました。」
- - 「私には新しい読書のアプローチができそうだとわかりました。」
- - 「より多くの読書体験を仲間と共有することの楽しさを実感しました。」
これらの感想は、参加した生徒や教員の心に残る学びの場となったことを示しています。ワークショップの場を通じて、新しい読書の楽しみ方に出会ったという声も多かったです。
今後の展望
今後は、横浜市山内図書館と市ケ尾中学校の連携だけでなく、近隣の他の中学校とも連携を深め、さまざまな読書活動を展開していく予定です。今回の取り組みが地域の読書文化を育む一助となることを期待しつつ、参加するすべての世代にとっての貴重な経験となることでしょう。横浜市山内図書館は、地域に根差した情報の拠点として、今後も積極的に読書支援活動に取り組みます。
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