狭小スペースを最大限に活用する方法
狭い部屋をどう使うかは、住む人にとって常に頭を悩ませる問題です。特に賃貸住宅で家賃が上昇する中、限られた空間で快適に暮らすための工夫が求められています。そんな中、整理収納アドバイザーの清水幸子さんとその娘、麻帆さんが新たな提案を行っています。彼女たちは、クローゼットのような狭いスペースを利用して、それを理想の書斎に変えるDIYプロジェクトに取り組みました。
スペースを最大限に活用するDIY
彼女たちが実施したのは、体験型ホームセンター「DCM DIY place」のDIYルームでのプロジェクトです。2畳から3畳ほどの限られたスペースを、どのように利用するかが鍵となります。まず最初に、何をするための空間にするのかを考え、その後、収納すべきもののサイズを検討してから、具体的な部屋作りに取り掛かれば、オリジナルの快適な空間を作ることができます。
清水母娘の共同作業
なんと、清水幸子さんと麻帆さんは今、2人で1つの机を共有しながら生活しています。母の仕事スペースとしてだけでなく、麻帆さんの学習空間にもなるため、作業時に必要なテキストや道具を定位置に戻せるようにしておくことが重要です。このように、特に狭小スペースを複数人で使用する際には、しっかりとした整理整頓が求められます。
DIYのポイント
ここで紹介するのは、クローゼットを快適な書斎に変えるための5つのポイントです。
1.
キャスター付き稼働式のテーブル
テーブルにキャスターを取り付けることで、使いたいときに動かすことができ、作業スペースを自由に拡張することができます。ストッパーも付いているため、安全に使用可能です。
2.
昇降式テーブル
状況に応じて高さを調整できる昇降式のテーブルは、多用途に使える便利なアイテムです。座ってじっくり作業をする時と、立ち上がってスピーディに作業する時の両方が可能です。
3.
段々式のおしゃれな棚
A4サイズの書類や玩具などを収納できる段々式の棚は見た目も素敵。何をどこに収納するのかを明確にし、定位置に物を戻せるようにすることが重要です。
4.
可動式の壁の棚
高さを調整できる可動棚は、賃貸でも問題なく使用できます。収納だけでなく、好きなものを飾るスペースとしても利用可能です。
5.
貼って剥がせるマグネットシート
メモを留めるのに便利なマグネットシートは、誰でも手軽に貼って剥がすことができるので大変実用的です。
ワークショップの開催
このような狭小スペースを活用した整理収納の手法を学べるワークショップも開催されています。参加者は、実際に石膏ボードピンで棚を設置する体験ができ、DIYと整理収納を同時に学ぶことができます。
- - 日時: 3月15日(土)
- - 第1回: 11:00~12:30
- - 第2回: 13:30~15:00
- - 定員: 各12名
- - 参加費: 無料
- - 予約: DCM DIY club
整理収納アドバイザーたちのプロフィール
清水幸子さんは、整理収納アドバイザー1級とファイリングデザイナー1級を持ち、一般家庭での相談や企業へのセミナー活動も行っています。その娘・麻帆さんは幼少期から整理収納の重要性を説き、現在は高校生としても活動しています。
DCM DIY place 概要
DCM DIY placeは、DIYを通じて快適な暮らし作りをサポートする体験型店舗です。多彩なアイデアとツールで手軽にDIYを楽しむことができます。興味がある方は、ぜひ訪れてみてください。