昆虫の世界をアートで体験!
2024年8月10日、千葉にあるお洒落なスポット、CHIBA TERRACE「INSECT PARK」にて、昆虫をテーマにした特別なイベント『お絵かき教室』が開催されました。このイベントは、昆虫モチーフの服育ブランド「Insect Collection」を展開するアランチヲネ株式会社が主催し、ニュージーランド在住のイラストレーター、クルーロウ華子氏が指導を担当しました。彼女の描く魅力的な昆虫たちを通じて、子どもたちに生物多様性についての理解を深めることが目的です。
教室の始まりと自己紹介
ワークショップは小学生以上を対象に行われました。参加した子どもたちは最初は緊張気味でしたが、自己紹介やアイスブレイクのゲームを通じて、どんどん打ち解けていきました。子どもたち一人ひとりが好きな昆虫を紹介する様子は、和やかな雰囲気を醸し出していました。
クルーロウ華子先生は、この日のために特別に用意した「生物多様性」に関する紙芝居を披露し、みんながその内容に耳を傾けました。
ハチの重要性や私たち人間の生活における役割について教えられ、子どもたちも興味津々で、絵を描くだけでなく昆虫の知識も吸収していました。
知識をもとに絵を描く
続いて、華子先生が紙芝居に出てきたハチを実際に描くデモンストレーションを行いました。子どもたちはそれを見ながら、一生懸命に描き方を学びました。 先生が描く様子に「先生、上手すぎる!」と驚く声も聞こえました。
このデモンストレーションを経て、いよいよ制作時間に突入。子どもたちは自由な発想と自分の感性を生かして、画用紙いっぱいに昆虫を描き始めました。
色や形も自由に選び、先生から「色は何でも好きな色でいいよ」とのアドバイスを受け、創造的な頭を働かせていく姿が印象的でした。
すばらしい作品の数々
30分ほどの制作時間の中で、出来上がった作品は、どれも素晴らしいものでした。個々の視点や表現方法で描かれた昆虫たちは、まさにそれぞれの個性が光っていました。
中には、昆虫の細部にこだわる子や、色とりどりの強いタッチで描く子、優しく水彩で仕上げる子もいて、作品が揃うたびにその多様性に感動しました。クルーロウ華子先生も、その出来栄えに大いに感動を受けていました。
終了後の楽しいひととき
最後には、全員で集合写真を撮影し、その後はINSECT PARKで遊ぶ時間に。初めて会ったお友達同士でも、楽しい時間を共に過ごすことですぐに仲良しになっていました。
「自由に絵を描く」ことは、大人にとってはかえって難しいかもしれません。今回子どもたちから学ぶことができた自由な発想や表現力をぜひ大切にしてほしいと思いました。
クルーロウ華子先生のコメント
クルーロウ華子先生はイベントに参加した子どもたちについて「彼らが自分を表現していた姿は、私にとって大きなインスピレーションでした。子どもたちの描く線や色の選び方は本当に天才的で、これを大人になっても忘れないでいて欲しい」とコメント。
このようなイベントを通じて、子どもたちが昆虫や生物多様性の大切さを理解し、表現する楽しさを学ぶことができたことが何よりの収穫だと思います。
今後の活動
アランチヲネ株式会社は今後もINSECT MARKETで、自然教育や昆虫をテーマにしたワークショップを開催する予定です。子どもたちにとって、素晴らしい体験を通じて、昆虫の魅力や生物に対する興味を広げていくことでしょう。