深瀬昌久写真展
2025-04-30 10:25:16

深瀬昌久写真展「洋子/遊戯」開催へ!感動の写真作品33点を展示

深瀬昌久写真展「洋子/遊戯」概要



2025年7月1日から9月30日までの間、フジフイルム スクエア 写真歴史博物館にて、深瀬昌久の特別写真展「洋子/遊戯」が開催されます。この展示会は、深瀬が自身の妻・洋子をテーマにした作品33点を初めて公開するものであり、ファンや新たな鑑賞者にとって貴重な機会です。

■ 深瀬昌久という写真家



深瀬昌久は、1934年に生まれた日本の著名な写真家であり、その作品は日本の現代写真史において特異な地位を占めています。彼は1960年代から1970年代にかけて、私的な視点からの写真表現を追求し、「私写真」の先駆者として位置づけられてきました。本展では、数ある作品の中でも特に重要な、彼の私生活を切り取った瞬間の集大成とも言える「洋子」に焦点を当てた作品を取り上げています。

■ 洋子との深い関係



深瀬は、1963年に出会った洋子と、その後10年以上にわたって共に生活しながら、彼女の姿をカメラに収め続けました。洋子は自らの著書で、「彼は私をレンズの中だけで見つめ、写した私が彼自身であった」と語っています。このように、深瀬の作品群は単なる写真作品にとどまらず、彼の内面や二人の関係性をも映し出しています。

■ 展示作品



展示される33点の作品は、すべてヴィンテージプリントで、銀塩印画紙を使用したオリジナルプリントです。深瀬は自身の存在と写真表現の探索を通じて、観覧者に「自己とは何なのか」「他者とは何なのか」「写真の本質とは何か」といった大きな問いかけを投げかけています。彼の作品からは、写真が持つ力、密接な関係で結ばれた人々の姿を感じ取ることができるでしょう。

■ 特別イベント



また、この写真展では、特別なギャラリートークが7月5日と6日に開催されます。深瀬昌久アーカイブスのトモ・コスガ氏が話し、企画者の佐藤正子氏が聞き手を務めます。このトークセッションでは、深瀬昌久という写真家についての理解を深める貴重なチャンスです。

■ 施設の情報



フジフイルム スクエア 写真歴史博物館は、東京都港区赤坂のミッドタウン内に位置し、開館時間は10:00から19:00まで、最終日は16:00までとなっています。入館は無料で、より多くの方に写真文化を楽しんでもらうための取り組みとして、常に無料開放されています。

この写真展は、深瀬昌久の魅力的な作品を通じて、私たち自身の存在を考えさせてくれる貴重な機会です。ぜひ足を運んで、彼の世界を体験してください。


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会社情報

会社名
富士フイルム株式会社
住所
東京都港区赤坂9-7-3東京ミッドタウン本社
電話番号
03-6271-3111

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