ドローンで橋梁点検
2024-09-18 18:54:18

最先端技術!ドローンによる橋梁点検で新たな可能性が開かれる

最先端技術!ドローンによる橋梁点検で新たな可能性が開かれる



最近、インフラ点検の最前線で革新的な技術が登場しました。株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマークと八千代エンジニヤリングが協力し、Skydio社のハイエンドドローン「SKYDIO X10」を活用した、国内初の自動航行による橋梁床板部の詳細オルソ画像撮影を行いました。この取り組みがもたらす可能性について掘り下げてみましょう。

新たな自動航行技術の導入



2024年6月17日、多摩市にて行われたこの実験では、ドローンがGPS信号が不安定な環境下でも正確なオルソ画像を撮影できることが確認されました。従来の手法では、構造物に接近する必要があり、パイロットのスキルに依存していました。しかし、今回の実験では、X10の性能を生かし、自動で撮影が可能な設定を行うことでその課題を解消し、撮影の再現性や安全性を高めることに成功しました。

オルソ画像とは何か?



オルソ画像は、撮影された写真を正確な位置に投影し、傾きのない状態で表示したものです。これを用いることで、構造物の損傷状況をより詳細に確認することが可能となります。特に、今回の実験では0.1mmという極めて細かいクラックを捉えることができ、これまで以上に精度の高い点検が期待されます。

高品質なデータ取得へ



今回使用されたSKYDIO X10 VT300-Lは、約5000万画素の高解像度カメラを搭載しており、その撮影性能は圧巻です。また、SKYDIO 3DSCANの2DCapture機能により、複雑な環境下でも自動で画像の取り込みが行えます。アプリにより設定を行った後は、自動で撮影できるため作業効率が飛躍的に向上しました。さらに、撮影条件の設定後は確認作業が不要となり、点検作業の時間を大幅に短縮できる結果となりました。

今後の展望



ジャパン・インフラ・ウェイマークは、これらの技術を用いて、さらなる効率化と高精度なインフラ維持管理を目指していきます。また、他の写真やデータからも同等のオルソ画像が作成できることを確認し、今後は異なるカメラや機能を検証することで、より効率的な点検方法を確立する予定です。

結論



最新のドローン技術を駆使した橋梁点検は、インフラ管理の未来を切り開く可能性を秘めています。これにより、これまで以上に迅速かつ精緻な点検が実現することで、インフラ維持管理の効率化が期待できます。私たちの社会において、インフラを支える技術の進歩が、より安全で持続可能な未来を築く一助となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク
住所
東京都中央区銀座1-6-5銀座Bビル3階
電話番号
03-6264-4648

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