GO株式会社が新たなステージへ
2025年5月26日、GO株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中島 宏)は、会社分割によって新しく"GOドライブ株式会社"を立ち上げる決定を発表しました。この新会社の目的は、安全管理分野の革新を図り、事故削減を支援するためのさまざまなサービスを強化することです。
事故削減支援の未来
新会社が主に承継するのは、次世代AIドライブレコーダーサービスである『DRIVE CHART』です。このサービスは、タクシーや営業車、トラックなどのプロの運転現場で広く導入されており、日本国内で9万台以上の契約車両を誇ります。GO株式会社は、『DRIVE CHART』を通じて集めたビッグデータを用いて、道路情報の自動差分抽出プロジェクトにも取り組む予定です。
GOドライブ株式会社は、株式会社ゼンリン(本社:福岡県北九州市)および東京センチュリー株式会社(本社:東京都千代田区)からの資本参加を受けており、これにより事業連携が一層深まり、より一層の成長が期待されています。
GOの使命と展望
GO株式会社は「移動で人を幸せに。」というミッションを掲げ、多様なサービスを提供しています。その中でも、タクシーDXサービスや脱炭素サービス、人材サービスに加えて、事故削減支援サービスなどを通じて、交通や社会の課題に立ち向かっています。
新設されるGOドライブ株式会社は、自動車の運転をより安全に、かつ便利にすることを目指しています。特に、モビリティの分野で重要な役割を果たすことを念頭に置いた事業の展開が期待されています。新会社では、『DRIVE CHART』をはじめ、『GO運転管理』およびゼンリンとの共同プロジェクトを進めていく方針です。
各社の期待とコメント
GO株式会社の中島社長は、今回の新会社設立は、ゼンリンや東京センチュリーとの協力を得て新たな船出を迎えられることに深く感謝していると述べています。また、GOドライブ株式会社の川上社長も、ビッグデータを活用したサービス展開に力を入れ、より安全な交通社会の実現に貢献していく意向を示しています。
ゼンリンの竹川社長は、位置情報の活用を通じた社会課題の解決に向けての貢献が期待できると述べ、GOとの連携によって新たな価値を創出する可能性を強調しました。東京センチュリーの大杉社長も、データビジネスの連携強化によって顧客ニーズに対応した新しいサービスを共創する意欲を示しています。
まとめ
GO株式会社の新会社設立は、安全運転の向上と事故削減に向けた新たなステージの幕開けとなるでしょう。また、ゼンリンや東京センチュリーとの戦略的パートナーシップが、業界全体でのイノベーションと成長を加速させることが期待されています。香り高い未来へと向かう新しい一歩に目が離せません。