新たな命を吹き込む!RehaCampのランドセルリメイク体験
茨城県守谷市にある「RehaCamp就労守谷」では、体験型のランドセルリメイクサービスが始まり、多くの関心を集めています。このサービスは、押し入れに眠っているランドセルに新たな命を吹き込むことを目的としており、親子での思い出を語り合う特別な時間を提供しています。
「思い出を手でほどく」
ランドセルはお子さまの成長の証ですが、使わないまま放置されている家庭も少なくありません。RehaCampでは、そのランドセルを解体するという新しい体験を通じて、思い出を手作業でほどくことができます。親子で一緒に作業を行い、「ここに傷があるね」「この金具、毎日開けていたね」といった会話を交わしながら進める時間は、まさにかけがえのない瞬間です。こうした体験を通じて、親子の絆がより深まること間違いありません。
利用者が職人として活躍
ランドセル解体の後、利用者たちは一針一針、心を込めて縫い上げる作業に入ります。彼らは、「誰かの役に立ちたい」という思いを持った革職人のように、真剣に作業に取り組んでいます。手縫いや刺繍をすることで、完成したアイテムにはその人の良心や温もりが宿ります。これが「思い出」と「人の温もり」を合わせ持った作品が生まれる所以です。
完成するのはどんなアイテム?
このリメイク体験で作られるアイテムは、財布や名刺入れ、ICカードケースなどさまざまです。特に、記念日や節目の贈り物として、多くの家族に喜ばれています。「卒業の記念」「成人祝い」など、各家庭のストーリーを再構築する時間として高い評価を受けています。
地域と共に育つ「共助の循環」
RehaCamp就労守谷は、障がいのある方々の社会参加を支援する施設であり、利用者が「職人」として、自らの技術を磨く場を提供しています。代表の東ヶ崎裕氏は、「支援する・されるの関係ではなく、共に創る関係を築きたい」と語ります。この思想が、「共助の循環」を生み出し、地域や福祉との繋がりを自然に育んでいます。
感情価値の再構築
RehaCampでは、「感情価値」を基盤としたものづくりを推進しており、特に体験者の思い出を丁寧に表現することを大切にしています。これにより行政や教育機関からも注目を集め、社会課題への解決と感動体験が融合する結果を生み出しています。代表の東ヶ崎氏は、「一歩踏み出す社会を共に」という理念を掲げ、このプロジェクトを通じて地域との繋がりを強化しています。
施設情報
最後に、RehaCampの基本情報をご紹介します。
- - 名称: RehaCamp就労守谷
- - 所在地: 茨城県守谷市中央1丁目16-8アルバトロス1F
- - 事業内容: 就労継続支援B型事業所(レザー工房・セレクトショップ運営)
- - 開設日: 2025年6月1日
- - Instagram: @reha_camp.b
思い出のあるランドセルが新しい形で再生する、感動のリメイク体験。この特別な機会を通して、地域とともに新たな物語を作っていく場として、RehaCampの名前が今後も注目を集めることでしょう。