パンチ工業、新たな経営計画「バリュークリエーション28」を発表
パンチ工業株式会社が、自社の事業戦略を強化する新中期経営計画「バリュークリエーション28(以下、VC28)」を発表しました。この計画は、2027年度から2029年度までの3年間にわたるもので、同社はこれを収益性の改善と次の成長に向けた基盤構築のための重要なステップと位置付けています。
新たな成長への第一歩
VC28は、先に掲げた長期ビジョン「Vision60」を実現するための第一段階となります。その目標には、最終年度となる2029年3月期に、売上高500億円、営業利益34億円、営業利益率6.8%の達成が含まれています。また、ROICが安定的に資本コストを上回り、ROE8.0%の達成、PBRが1.0倍を超えることも目指しています。
重点経営項目
新計画における経営課題は、以下の4つに集約されています。
- - 特注品特化:金型部品事業では、特注品の特化や生産性向上によるキャッシュ創出基盤の強化を図ります。
- - FA事業育成:自動化需要を背景に、FA事業を育成し、新たな収益源へと育てていく方針です。
- - DX推進:デジタルトランスフォーメーションを進め、業務効率化や固定費構造の改革を実施します。
- - M&Aと協業:ミスミグループ本社との協業やM&Aを通じ、事業ポートフォリオの高度化を図ります。
具体的な取組みと施策
VC28では、以下の施策が実行され、収益の拡大と事業構造の転換が進められます。
1.
既存事業の強化:金型部品事業では、特注品の受注拡大、精密微細加工品の強化、そして海外調達の活用などを通じて収益基盤を強化します。
2.
FA事業の拡充:営業体制の強化や外部リソースの活用を通じて、FA事業の販路を拡大し、M&Aを含めた投資を行い収益性を向上させます。
3.
新事業の推進:航空宇宙分野や非金属加工技術の革新に挑戦し、高付加価値の新事業を創出します。
また、これらの成長戦略を支える基盤として、人的資本経営やサステナビリティの推進に取り組み、最適な資本構成を維持していく方針です。
IR説明会の開催
2026年5月26日には、ハイブリッド形式でアナリスト向けのIR説明会を開催しました。この機会に「VC28」の詳細な説明が行われ、参加者からは具体的な収益性改善の方法や人的資本経営に関する質問が寄せられました。
会社概要
パンチ工業は1975年に設立され、精密金型部品や自動化装置の製造・販売を行う企業です。金型部品は現代の製品を支える重要な要素であり、同社はその高い技術力から特注金型部品の世界シェアで1位を誇ります。
今後も、ものづくりの信頼を大切にしながら、持続可能な未来に向けて取り組む意義を持っています。
お問い合わせ
パンチ工業株式会社
東京都品川区南大井6丁目22番7号 大森ベルポートE館5階
電話番号:03-5753-3130
URL:
公式サイト